自宅以外でも幅広く使える

使わないときはレフ板のように折り畳んで持ち運べる

持ち運びが簡単なので、自宅の外にも手軽に持ち出して活用できそうだ。屋外での使用は推奨されていないが、例えば、オフィスに置いてもいいだろう。IT系企業では開発者が集中するための作業スペースを設けているケースもあるが、ぼっちてんとをいくつか用意しておけば、満室のときでもサッと広げて簡易的な集中部屋をつくれる。ゲーミングチェアやデスクなど、ゲーマー向けの製品を数多く製造しているBauhutteによると、暗室になるため、ゲーム以外に写真の編集など、クリエイティブな用途でも使われているという。大学の研究室が購入したケースもあるそうだ。その後、新型コロナウイルスの感染拡大を機に、テレワークをする人が増加。ツイッターなどで話題となり、幅広い層の関心を集めたという。

今は新型コロナウイルスの影響で自宅中心の利用になるだろうが、価格も手ごろなので、一つあれば収束後も幅広いシーンで活用できるだろう。

新型コロナウイルスを機に用途が拡大

自宅で作業をする機会が増えた今、集中できるスペースの需要は今後も高まるだろう

これまではオフィスで集中できていた人も、自宅で仕事をせざるを得ないケースが増えてくる。家の中は集中力をそがれる要素が多く、ビデオ会議中の家族の映り込みなど、考慮しなくてはいけないケースも多い。また、家族が家に集まっているときは、それぞれが集中して作業できる部屋を確保するのも難しい。コンパクトに収納できて手軽に作業スペースをつくれるアイテムは、自宅で過ごす時間が増えるこれから、需要が高まっていくだろう。

津田大介
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。近著に「情報戦争を生き抜く」(朝日新書)

(構成 藤原達矢=アバンギャルド、写真 渡辺 慎一郎)