ステップ2:家計をざっくりつかむ

今の自分の「手取り年収」や「総貯蓄額」をパッと言えますか? 毎月の食費や、年間の服飾費がどのくらいか、答えられますか? 「将来が不安…」と言っている人ほど、自分のお金のことをあまり把握していない、という傾向もあります。

ちなみに、勤務先から年末にもらう源泉徴収票に載っている「支払金額」は、税金や社会保険料が引かれる前の「額面年収」で、「手取り年収」は源泉徴収票には載っていません。

収入や支出を正確につかんでいなければ、「自分は年間でいくらためられるか」も分かりません。自分の家計をざっくりでもつかんでおくために、最低限、以下のTO DOに取り組んでおくことをおすすめします。

□源泉徴収票に載っていない「手取り年収」を把握する
□1カ月に必要な生活費の大枠をつかむ
□年間でためられる金額を知っておく
□老後に受け取れる年金を調べておく

ステップ3:貯蓄を「仕組み化」する

多くの人は銀行口座を複数持っていると思いますが、それぞれの口座の「用途」を決めていますか? 行き当たりばったりで作った口座に、公共料金やクレジットカードの引き落としをなんとなく設定している…という人が大半ではないでしょうか。

給料が入った後のお金の流れは、基本的に「使う」「ためる」「増やす」の3つしかありません。この目的に合わせて口座の用途を整理すると、お金の流れがごちゃごちゃせず、家計簿をつけなくても口座だけでお金の管理ができます。

まずは「使う口座」を「毎月の生活費用」と「特別出費用」の2つに絞った上で、「ためる」専用の口座を作ります。お金がある程度たまったら、ネット証券などに口座を作り、投資信託の積み立てなどで「増やす」専用の口座にしましょう。

家計簿アプリの利用もおすすめです。口座やクレジットカード、電子マネーと連携できるアプリなら、ほぼ入力不要で資産や支出を一覧できます。自分の総資産や毎月の支出を知ることで、貯蓄のモチベーションも自然に上がっていきます。また、毎月の保険料が高い人は、必要性を見極めて、優先度の低い保険は解約するなど見直しが必要です。

以下のTO DOを実践することで、貯蓄が「仕組み化」できるはずですよ。

□「使う口座」を2つに絞る
□「ためっぱなしの口座」を作る
□アプリで家計簿を自動化する
□貯蓄でカバーできる保険は、解約する
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ステップ4:「焦らない毎日」をつくる
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