日経トレンディ

食パン1枚で食べられる!「ホットサンドソロ」が人気

燕三条キッチン研究所が開発した、食パン1枚で作れるホットサンドメーカー。朝食にちょうどいいボリュームで、細長くて子供が持ちやすくこぼしにくいと評判に

実生活で得たひらめきを商品開発に生かし、ヒットに結び付けたケースも。燕三条キッチン研究所は、「2枚の食パンで作ったホットサンドを毎回残す我が子を見て」(小川陽介氏)、食パン1枚でホットサンドを作れる「ホットサンドソロ」を19年10月に開発。「こんな商品を待っていた」との声が多数寄せられ、予約から納品まで半年待ちの人気商品に。既成概念にとらわれず、隠れたニーズを掘り起こしてヒットにつなげる。そんな地方発のヒット商品の出現を21年も期待したい。

花粉の時期のいいね!が拡散、マスク蒸れ対策に「ハッカ油」

北見ハッカ通商の「ハッカ油」

北見ハッカ通商の「ハッカ油」はハッカが原料の着香料。花粉症に悩む人の間で知られていた「花粉の時期にマスクにハッカ油を付けると清涼感があり過ごしやすい」との口コミが20年5月になってSNSで急拡散し、5月以降に注文が殺到。前年比で2倍強の売り上げが続いている。

酒造工場をアートの拠点に改修「弘前れんが倉庫美術館」

弘前れんが倉庫美術館

明治・大正期に酒造工場として建てられた倉庫を「弘前れんが倉庫美術館」として生まれ変わらせた。20年4月にオープン予定だったが、新型コロナの感染拡大で延期に。6月から少しずつ入館者数を増やし、7月にグランドオープン。9月22日までに1万8000人が訪れた。

三陸の海の幸を詰めた「瓶ドン」

ウニやイクラなどを牛乳瓶に詰めたご当地丼

ウニやイクラなどを牛乳瓶に詰め、その場でご飯に載せて食べるご当地丼(店内食)として、18年から宮古市内の複数の飲食店で提供。20年6~7月に通販と持ち帰り品の販売もスタートし、通販は8500セット、持ち帰りは1万数千本を販売した。

「群馬HANI-アプリ」が格好の家庭学習教材に

「群馬HANI-アプリ」

全国でも有数の埴輪出土県・群馬県が製作した埴輪の育成アプリ。20年3月末の配信開始直後に教育系ニュースサイトに紹介され、自習用教材に飢えていたステイホーム中の親子が注目。半年間で2万ダウンロードを突破した。19年に発行された古墳カードの人気も上昇中。

AI技術を駆使した「カワスイ 川崎水族館」

「カワスイ川崎水族館」

川崎駅近くの商業施設2フロア分を改装して20年7月に開業。69個の水槽を使い、地元の多摩川から、アジア、アフリカ、南米アマゾンの熱帯雨林まで、水辺に暮らす約230種の生物を集め、最新の音響やAI技術を駆使して展示。2カ月半で20万人が来館。

イーストトーキョーの新名所

「すみだリバーウォーク」と「東京ミズマチ」は20年6月にオープン

浅草駅ととうきょうスカイツリー駅を結ぶ隅田川橋梁横に新設された歩道橋と、同駅間高架下に作られた複合商業施設で、どちらも20年6月にオープン。すみだリバーウォークの通行者は開業3カ月で31万人を突破。下町に新たな人の流れを呼ぶ施設として期待される。

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巣ごもり需要で「あんバター」が通販で累計60万個
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