
運動不足解消のため、仕事帰りのウオーキングやランニングでひと汗流したい。そんな人におすすめのビジネスバッグを、3回に分けて紹介する特集の最終回。今回は軽量ビジネスリュックを取り上げる。荷物が軽いと足取りも軽くなるはず。仕事帰りのウオーキングに限らず、通勤や外回りの負担も軽減できる。
軽さを追求しながら収納力も確保

「リモートワークと出社を繰り返すビジネスパーソンが増えたため、ビジネスバッグはある程度の収納力が求められている」と話すのは、エース(東京・渋谷)のマーケティング部 広報・PR担当の山田絢音氏。以前は薄マチタイプや小さいサイズのビジネスリュックの需要が高かったが、現在はパソコン(PC)スリーブが必須となり、また重い荷物を入れても疲れにくい設計が求められるようになったという。
ゼロニューヨークの「アストリア」は、重さ560グラムと軽量にもかかわらず、収納性に優れている点が特徴だ。同ブランドは、米国発のプレミアムラゲージブランド、ゼロハリバートンのカジュアルラインで、オンオフを問わず使いやすいデザインと機能を備える。
メインコンパートメントには、A4サイズの書類が難なく入り、13インチPCを収納できるクッション付きスリーブも搭載。メッシュポケットなど大小の内ポケットを備え、小物も整理して収納できる。
フロントポケットを2つ備えており、どちらもマチは薄いが大きくて使いやすい。特に前面ポケットは、デザインとしても効果的な中央のファスナーで大きく開き、荷物へのアクセスが抜群。
背面の背中に当たる部分はメッシュパッドを使用。ショルダーハーネスは背負ったときのずれ落ちを防ぐチェストベルト付きで、早歩きでも安定感がある。
2020年9月末に発売し、すでに追加生産が決定したという。軽量でカジュアルなデザインだが収納性は十分。そのためスーツを着ないビジネスパーソンから特に支持を得ているそうだ。
