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2020/11/2
「ポルチーニ茸のコンソメスープ」はふんわりと広がる香りもすばらしい

続いては「ポルチーニ茸(タケ)のコンソメスープ」。

マツタケ、トリュフと並び、世界三大キノコの一つに数えられる香り高いポルチーニ茸が主役のこのスープは嗅覚を存分に楽しませてくれるひと品だ。スプーンですくって口元に近づけると、ふんわりと広がる芳醇(ほうじゅん)な香りが季節を感じさせる。

中に入っているラビオリにはポルチーニ茸とフォアグラがぎゅっと詰め込まれており、口にふくむとジューシーなうま味があふれ出る。

「ブイヤベース」はスープを客の目の前で注いでくれる

そして魚料理は同店のスペシャリテとして人気の「ブイヤベース」。

淡路島産の魚介数種をポワレしたソテーを並べた後、魚の骨と裏ごし野菜を煮詰めて作ったスープを客の目の前でプレートに注ぎ込んで完成となるひと品だ。

この日の魚介はヒイカ(ジンドウイカ)、コショウダイ、イサキ、タチウオの4種類。いずれも食べやすいように骨が抜かれており、表面がほどよく焼かれて香ばしく、単体でも十二分においしい。そこにしっかりと煮詰めたスープが注ぎ込まれ、野菜と魚介のうま味がかけ合わさった1杯はコクの宝庫。濃厚でありながら、後味はすっきりとした味わいなのでいつまでも食べ続けていたくなる。

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