動く腰パッドで荷重による負荷を軽減

「テレワークの拡大や、混雑を避けるための自転車通勤、環境変化による持ち物の増加により、荷物を楽に持ち運べる機能的なビジネスリュックの売り上げが伸びている」と話すのは、エース(東京・渋谷)のマーケティング部 広報・PR担当の森川泉氏。なかでも好調なのが、骨盤の動きに合わせて腰パッドが可動する、同社の独自構造「ランバームービングシステム」を搭載した「EVL-3.5LP」だという。
ランバームービングシステムは、背面の腰にあたる箇所に、骨盤の動きに合わせて三軸方向に可動する腰パッドが付いており、荷重を動的に支える新構造。歩いても腰パッドは腰に密着したままなので、常に適切な位置でパッドが荷重を支えることができ、荷重による肩と腰の負荷を軽減できる。
腰パッドによってリュックと背中の間に空気の通り道ができるため、背中の蒸れも軽減。骨盤の動きに合わせて腰パッドが可動し、リュックとの擦れによる衣類の摩耗も大きく抑えられるという。荷物が重くても背負いやすく、スーツへのダメージも気にせずウオーキングを楽しめる。
2気室を備えた容量18リットルで収納力も十分。独立PCコンパートメントには15.6インチまでのPCを収納でき、フロントポケットにも10インチのタブレット端末を入れられる内ポケットを搭載する。ペットボトルが入る左サイドポケット、スマートフォンの収納に最適な右サイドポケットも見逃せない。
「20年5月上旬より発売し、売り上げは好調に推移している」(森川氏)。テレワーク需要で購入する人が多く、負荷軽減効果があるため荷物が多いビジネスパーソンから特に好評を得ているという。
