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好きなMC さんま圧倒的1位、安住紳一郎アナが2位

好きなMC ブレイクしたMC 2020

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NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

番組の顔として、重要な役割を果たしているMC。SNSの普及などにより、彼らの言動はますます注目されるようになった。そこで日経エンタテインメント!は「1番好きなMC」「この1年で最もブレイクしたと思うMC」について、全国1000人の男女を対象にアンケートを実施。「好きなMC」では明石家さんまがダントツの1位。TBSアナウンサーの安住紳一郎が女性からの高い支持で2位。3位タモリという結果となった。

MCとなると、同じテレビ番組でも、ニュース、情報・教養系、お笑い系、スタジオバラエティと内容は多岐にわたる。それぞれの番組に相応しい顔があり、アナウンサーやキャスター、芸人だけでなく、異業種の人も対象となってくる。話術のスキルや人物像など、番組の命運を握る彼らを、視聴者はどう見ているのか。

「好きなMC」は明石家さんまがダントツの1位だった。好きな理由は「キャラクターが好き」(70%)が最多で、「進行の仕方がうまい」(66%)が続く。世代・性別のカテゴリーでは、男性の全世代でトップだった。現在、レギュラー番組はテレビが4本、ラジオが1本。アンケートの自由意見では「いつも安心して見ていられる。どんな人が相手でも、うまく特徴をつかんで場を回している感じが見事」(40歳男性)、「新しいものに興味を持ち続けているのがすごいし、だからこそ面白くあり続けていると感じる」(42歳女性)といった称賛の声が寄せられた。若手芸人からベテラン女優、スポーツ選手にいたるまで、老若男女問わず、どんなジャンルの人物と絡んでも笑いを取れる司会ぶりと、バイタリティーあふれる姿で支持を集めているようだ。

2位はTBSアナウンサーの安住紳一郎。世代・性別では全世代の女性で1位だった。「進行の仕方がうまい」(91%)が最多理由で、「キャラクターが好き」も65%と高い。レギュラー番組はテレビが4本、ラジオが1本。このほか、数多くの特番の司会も務めている。昨年は、『水曜日のダウンタウン』の演出を務める藤井健太郎氏が手掛けた特番『安住紳一郎と2019年上半期のTBS』で、19年の上半期に起きた様々な出来事を独自の視点で振り返り、アナウンサーとしての能力の高さや、着眼点の鋭さが改めて注目された。「安住アナウンサーのような笑いのある司会者が好き」(54歳女性)といった声に代表されるように、穏やかかつ、ユーモアを交えた司会ぶりが、人気を押し上げている。

3位にランクインしたのはタモリ。好きな理由は「キャラクターが好き」(81%)が最も多かった。近年の動きでは、フジテレビの生放送特番『FNN報道スペシャル 平成の"大晦日" 令和につなぐテレビ』の総合司会を担当。多彩なゲストと共に平成の歴史を振り返り、令和への改元のカウントダウンを盛り上げたことが記憶に新しい。自由意見では、「タモリの司会進行は安定感があり、うまい。このクラスのMCがこれからも登場してくれたら」(48歳男性)と、理想のMCとして、後継者を求める声が挙がっている。

4位のマツコ・デラックスは、好きな理由のトップが「言動が好き、または共感が持てる」(83%)と、上位3人とは異なる理由から選ばれた。「素人さんの扱いがものすごく上手」(54歳男性)、「一般人の気持ちの代弁者で、共感することが多い」(50歳女性)と、『マツコの知らない世界』(TBS系)や『アウト×デラックス』(フジテレビ系)などでの、一般人とのやり取りに魅力を感じている意見が寄せられた。

マツコと有吉には「共感」

そのマツコと、冠番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で共演している有吉弘行は5位に。好きな理由のトップもマツコと同じで、「言動が好き、または共感が持てる」(56%)だった。「有吉さんのMCは安定した面白さと新鮮さがある」(44歳男性)という声があるように、切り返しの早さと機転のきかせ方が武器で、同業者も舌を巻くほど。今年6月には『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』(フジテレビ系)で、千鳥のノブが具体例を挙げながら、有吉のツッコミ力を「天才すぎる」と紹介する場面もあった。

上位5位までを見ると、「好きなMC」の条件として浮かび上がったキーワードは、「笑い」と「安定感」。ランキング全体を見ても、上位20組に入った人のほとんどに当てはまる共通の要素となっている。特に「笑い」は重要で、「楽しくさせてくれる司会者が好き」(33歳男性)、「ウィットが効いた司会をしてほしい」(39歳男性)などの声が集まった。上位20組中、半数以上の14組がお笑い芸人である状況が象徴するように、テレビにはやはり、多くの人が「楽しさ」を求めていることが分かる。

アンケートでは、「安定感がある人が好き」(42歳男性)という意見も多数あった。1位のさんまは、レギュラー番組の『痛快!明石家電視台』(MBS)が放送開始から30年、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)が22年。3位のタモリは、『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)が38年、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)が34年。ほかにも、13位の所ジョージは放送30年を迎えた『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)、15位の笑福亭鶴瓶は、25年続く『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK総合)、20位のダウンタウンは、昨年30周年を迎えた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)と、それぞれレギュラーの長寿番組を持っている。これはまさに、「安定感」の賜物だろう。

6位以下を見ると、また別のキーワードも浮かんでくる。まずは「優しさ・温かさ」。18年4月から『あさイチ』(NHK総合)の顔として番組を進行している6位の博多華丸・大吉は、「それぞれの番組に合ったMCをされるので、どの番組を見ても飽きない。ピンでもコンビでも面白い」(47歳女性)という意見があるように、お笑いに徹した番組でも、情報番組の司会者としても力を発揮できる、オールマイティーな存在。急逝した志村けんが、朝ドラ『エール』に初登場した5月には、放送直後の『あさイチ』で、近江友里恵アナウンサーが涙で言葉を詰まらせた際、華丸と大吉の2人が温かいボケとツッコミでフォローして、その優しさに胸を打たれたという人が続出した。

ほかに、10位のバナナマンに対しては、「毒がなくて好感が持てる」(48歳女性)という意見が。「優しい芸人」の代表格であるサンドウィッチマンは、12位にランクインしている。また、ひと昔前は"毒舌"キャラと言われてきた有吉も、現在は小学生に人気が高い『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』(NHK総合)で、中学2年生の田牧そらと共演しており、「そらちゃんとのコンビが好き」(53歳男性)という意見が寄せられるほど、ほっこりしたやり取りを見せている。

上田と後藤は「進行」に定評

正統派の「司会のうまさ」では、7位の上田晋也と、9位の後藤輝基が突出していた。7位の上田は、引退した島田紳助が絶賛していたことでも知られており、アンケートにも「上田さんはいつ見ても展開がうまい」(51歳男性)と、司会のテクニックを高く評価する声が上がった。9位の後藤は有吉と同世代で、上位メンバーの中では比較的若く、好きな理由として「進行の仕方がうまい」のパーセンテージが96%と誰よりも高かった。「自分をネタにしつつ笑いを交えて、ゲストの話を回していくのは、芸人MCならではで、さすが」(40歳男性)と絶賛の声も。有吉に次ぐ存在として、さらなる飛躍に期待ができる。

ベテラン勢の場合は、「自然体」も評価ポイントになりそう。8位の内村光良は、「嫌味がなく、かつ滞ることなく進行していくので見ていて気持ちがいい」(46歳女性)、「ウッチャンは自然体で進行している」(29歳男性)という意見が。17年から3年連続で『NHK紅白歌合戦』の総合司会を担当しており、優しく穏やかに国民的な番組を仕切る手腕が支持を集めている。13位の所についても、「自然な感じで進行するのがうまい。本人のキャラクターに合っている」(43歳女性)との意見が見られた。

このほか、MCとして確固たる地位を築き、レギュラー番組のほか、特番の司会者として引っ張りだこの中居正広は13位に入った。最年少でランクインしたのは、37歳の相葉雅紀。「嵐のメンバーは穏やかで楽しい司会をする」(53歳女性)、「アイドル等、別分野の人が頑張ると印象に残る」(52歳男性)との意見が寄せられ、17位という結果に。また、アナウンサーやキャスター出身は、安住のほか、10位の池上彰、19位の阿川佐和子の3名という結果に留まった。

調査概要:現在活躍しているMCの人気度を測る世論調査を実施
質問項目:編集部がピックアップしたMC232組を対象に、「1番好きなMC」「この1年で最もブレイクしたと思うMC」について当てはまるMCをそれぞれ1組選択。併せて、その理由も各設問の選択肢(5項目)からいくつでも選んでもらった
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年5月7日~22日
回答者:日経BPコンサルティング調査モニターより1000人が回答。日本の人口構成比に近似させるようにウエイトバック集計を行った。男女比は約半々。25~34歳:27.3%、35~44歳:33.7%、45~54歳:39.0%

(ライター 遠藤敏文)

[日経エンタテインメント! 2020年10月号の記事を再構成]

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