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「グローバル」と「産業間の交流」をキーワードに農業の再生を考える

「グローバル」と「産業間の交流」をキーワードに農業の再生を考える

日本の農業は大きな潜在力を持っている。今回紹介する『マッキンゼーが読み解く食と農の未来』は、「グローバル」と「産業の垣根を越えたコラボレーション」という2つの視点から日本農業の再生戦略をまとめあげた。世界で次々と新しい農業関連ビジネスが生まれるなかで、あなたの仕事やあなたの会社と「農」はどんなコラボができるだろうか――。豊富な事例を通じてニュービジネスのヒントを得ていただきたい。

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有力コンサルティングファームのマッキンゼー・アンド・カンパニーのメンバー3人が本書をまとめました。アンドレ・アンドニアン氏はマッキンゼー日本支社長でシニアパートナーです。主に自動車、組み立て産業、先端エレクトロニクス、半導体、航空宇宙および防衛関連分野で、およそ30年にわたり戦略やオペレーション、組織に関するコンサルティングに従事しています。マッキンゼーにおける最高意思決定機関である株主審議会のメンバーを長期にわたって務めています。ウィーン大学大学院修士課程(経済・経営科学)とペンシルベニア大学ウォートン校大学院修士課程(経営学)をそれぞれ修了しました。

アソシエイトパートナーで農学博士の川西剛史氏は東京大学大学院で植物の病気の診断や、病原菌の生態、病気の発生メカニズムなどを専門に研究しました。東京電力福島原子力発電所事故調査委員会で食品汚染や森林汚染の調査を担当したあと、マッキンゼーに入社。製造業、素材、金融など幅広い分野を経験してきました。最近は農業・化学業界で戦略立案や現場での実行支援などに従事しています。

左からアンドニアン、川西、山田の各氏

左からアンドニアン、川西、山田の各氏

パートナーの山田唯人氏は大学在学中に米国公認会計士を取得。慶応義塾大学経済学部卒業後、マッキンゼーの東京支社に入社。ロンドン支社を経て、現在サステナビリティ研究グループのアジア・リーダーを務めています。主に資源(食糧・農業・水・ケミカル)分野の課題に取り組んでおり、日本の環境技術を新興国に参入させる戦略策定にも携わっています。2011年の世界経済フォーラム(ダボス会議)のグローバル・シェーパーズに選出され、2013年1月と2020年1月にスイス・ダボス会議に出席しています。

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