音質よく手ごろ 専門家が選ぶワイヤレススピーカー10

スマホ普及で脚光 おうち時間彩る

国内では1970~80年代にスピーカーやアンプ、プレーヤーをそろえる「コンポ」や「ラジカセ」が家庭に普及した。80年代以降に広まったのが、ソニーのウォークマンなどのポータブルオーディオ。デジタル時代は記憶媒体の容量も増え、所有する全楽曲を持ち歩くことが可能になった。

スマートフォンが登場し、音声であれば通信料をあまり気にせずに済むようになると、音楽を流しっぱなしにする使い方が広まった。ワイヤレススピーカーに注目があつまるのも音源である「スマホが瞬く間に普及したからこそ」(三友卓哉さん)。

新型コロナウイルスの感染防止で自宅で過ごす時間が増えたこともワイヤレススピーカーにとっては追い風だ。イヤホンと異なり、家族や友人とも楽しめる。音楽を聴いていても周囲の音が聞こえるし、防水仕様であればお風呂やキッチンでも使える。音声はモノラルタイプが多いが、ステレオの機種もある。金額もこなれてきており、おうち時間の充実を検討してみてはどうだろう。

■ランキングの見方 数字は専門家の評価を点数化。ブランド名「製品名」(1)実勢価格(税込み)(2)防水の保護等級(0~8)(3)最長連続再生可能時間(4)問い合わせ先。価格は10月上旬時点の大手量販店のネット販売を参考に算出。モデルは久我美穂、写真は三浦秀行撮影。

■調査の方法 「3万円以下」の条件で、専門家の助言をもとに22機種のスピーカーを選定。製品を集めて評価会を開き、12人の専門家に(うち1人は書面での評価)、「音質などの性能」「家の中での使いやすさ」などの観点から順位付けしてもらい、編集部で集計した。

■今週の専門家 ▽麻倉怜士(オーディオ・ビジュアル評論家)▽浅沼伊織(晋遊舎 MONOQLO編集長)▽石曽根誠(フジヤエービック営業部統括部長)▽折原一也(AVライター)▽神原サリー(家電+ライフスタイルプロデューサー)▽鴻池賢三(AV評論家)▽鈴木貴子(LaLaBegin編集長)▽田尻健二郎(小学館 DIME編集者)▽戸井田満樹(家電調理家)▽納富廉邦(目利きライター)▽牧野英俊(ビックカメラ オーディオ事業部係長)▽三友卓哉(e☆イヤホン 広報室マネージャー)=敬称略、五十音順

(生活情報部 田中早紀)

[NIKKEIプラス1 2020年10月10日付]


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