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まだ包丁使ってる? 絶品餃子はフードプロセッサーで

連載 家電サラブレッド流モノクッキング

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NIKKEI STYLE

「これを使えばおいしい料理ができそう」と調理家電を購入したけど、あまり使っていない……、手軽に調理できる家電が欲しい、という人はいませんか。この連載ではそんな調理家電をキッチンの主役に変える方法を紹介します。解説するのは、家電コーディネーターとして活躍していた故・戸井田園子さんの長男、戸井田満樹さん。今回のテーマは「餃子(ギョーザ)」です。

はじめまして、家電サラブレッドです

みなさん、はじめまして。戸井田満樹です。母は家電コーディネーターの戸井田園子なので、小さな頃からずっと100以上の最新家電に囲まれて育ちました。

何をするのも家電を使うのが当たり前。たとえば、食事の後片付けはいつも食器洗い機任せでした。でも、母はなぜかフライパンや鍋だけはそのまま食器洗い機に入れず、予洗いしようとする。それを見たボクは不思議に思い、「なぜ水で流すの? 全部食器洗い機に入れておけばきれいになるのに」と一言。すると母は笑いながら「そうか、確かにそうだね。満樹は『家電サラブレッド』だから、そういう考え方ができるのね」と言いました。

母はいつも多忙だったので、ボクは小さい頃から料理を担当していました。母は「子どもが火を使うのは危ないから」と、調理家電の使い方を伝授。それからずっと、調理家電を使った料理しかしていません。最近の調理家電は優れものばかりなので、コンロを使わなくては作れない料理はほとんどないと断言できます。

ところでみなさん、毎日の料理、どうしていますか? 今年は特に新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレワークが増えたことに加え、外食を控えたほうがいいという風潮もあり、自宅で食事をする機会が増えた人が多いと思います。とはいえ1日3回、ちゃんと料理をしようとしても、なかなかうまくいかない……という悩みはありませんか?

そこで、家電サラブレッドのボクが、徹底的に調理家電を使いこなした料理を紹介していこうと思います。家で料理をするときの参考にしていただければ幸いです!

いざというとき頼りになる冷凍餃子の作り方

今回は、おいしい「餃子」を簡単に作る方法を伝授しましょう。

ボクは餃子が大好きで、冷凍庫に常備しておきたいほど。ところが、学生時代に米国に留学した際、スーパーに冷凍餃子を買いにいくと、日本の数倍の価格で売られていてビックリ。とてもじゃないけど、貧乏学生には買えません。安い餃子だと、おいしくなくてガッカリします。それなら自分で作ったほうがいいと思ったのでした。

ところで、みなさんは餃子を作るとき、どうやって作っていますか。恐らく多くの方は、餃子の皮を買ってきて、その中に餃子の具を入れているでしょう。しかしボクは、餃子の皮も自作します。好きな小麦粉で作れるので、好みの皮が作れるんです。もちろん、ここでも家電が大活躍するので、簡単です。

では、餃子の皮を作る方法を説明します。まず、生地から準備していきましょう。生地の材料は薄力粉と強力粉。これを1対1の割合でボウルに入れ、お湯を加えて混ぜ合わせます。焼き餃子の場合、皮はパリッと仕上げたほうがおいしいのでお湯を使いますが、手を使って混ぜ合わせるには熱すぎる。そこで、フードプロセッサーの登場です。生地の材料を入れ、スイッチをオン。うまく混ぜ合わせられたら、ラップで包んでいったん寝かせます。

皮の生地を寝かせている間に、餃子の具を作っていきましょう。餃子の具に入れる食材は、豚のひき肉、ニラ、キャベツ、白菜、ニンニク、ショウガなど。恐らく通常の作り方は、野菜をすべてみじん切りにしてひき肉に混ぜ込み、具にしていくというやり方ですよね。

しかし家電好きなボクは、包丁の代わりにここでもフードプロセッサーを使います。ニラ、キャベツ、タマネギを適当に手でちぎり、どんどんフードプロセッサーに入れ、最後にニンニクとショウガを入れて電源をオン。すべての食材がみじん切りになるまで押し続けます。そのあと、フードプロセッサーの中にひき肉と調味料を入れ、再度電源をオン。餃子の具が完成します。

この作業が終わった頃には、寝かせておいた生地がいい具合に仕上がっているはずなので、次にパスタマシンを使って皮を作っていきます。パスタマシンは国産品もありますが、ボクが使っているのはイタリア製の「アトラス」(製品の紹介は最後に)。これが一番使いやすいんですよ。

では、皮を作っていきましょう。といっても、やることはパスタマシンに生地を入れ、スタートボタンを押すだけ。しばらくすると薄く引き伸ばされた生地が出てくるので、それを型抜きでポンポン抜いていけば、丸い餃子の皮が出来上がります。

具と皮ができれば、このあとの作業は通常の作り方と同じ。皮の中に具を入れ、包んでいきます。ボクは、家に訪ねてきた友人とのおしゃべりを楽しみつつ100個くらい作ってしまいます。それを10個ずつ分けてラップに包み、冷凍庫に入れておけばOK。これで、いつでもすぐにおいしい餃子が食べられるようになりました。夜中にちょっと小腹が空いたとき、スープの具として使ってもおいしいですよ。

ちなみに、ボクが餃子を焼くときに使うのはホットプレートです。フライパンで焼くより時間はかかりますが、焼いた後で保温にしておけばしばらくはアツアツの餃子が食べられるのがメリット。もしIHクッキングヒーターがあれば、それで焼くのもお薦めです。IHは火の通りが早く、構造上フライパンの底だけが熱くなるようになっているため、餃子を焼くのに適しているんです。ちょうど餃子屋さんの鉄板に近いイメージですね。

家電サラブレッドが選ぶお薦め製品リスト

最後に、今回登場した調理家電をご紹介します。まずはフードプロセッサーから。

お手ごろ価格で、見た目もオシャレ。価格の割に機能が豊富なのでお薦めです。おろしプレートや泡立てプレートが付いているから、大根おろしやメレンゲ、ホイップバターなどを作ることができます。ボクは卵白をメレンゲにして月見うどんを作りました。氷を砕くこともできるので、かき氷を作るのにも使えて便利です。

イタリア製パスタマシン。写真はATLASパスタマシンとパスタドライブのセット。単体でも販売されていますが、ATLASパスタマシンをもっていない場合はセット購入のほうがお得です。今回の餃子のようにパスタ以外もいろいろ作れます。

調理家電は料理のベテランにもお薦め

いかがでしたでしょうか。調理家電は、ともすると手軽さや誰でも簡単に使えるといったところが注目されがちです。しかし、調理家電の魅力はそれだけではありません。今回の餃子のように、料理のグレードをワンランクアップするために活用する方法もあるんです。これから料理を始めるビギナーの方はもちろん、ベテランの方にもぜひ興味を持っていただき、「本格料理だからこそ家電を使う!」という選択肢があるということを知っていただければ幸いです。

戸井田満樹(といだ まんじゅ)
INTECO代表。家電に囲まれて育った平成生まれの頑張らない系男子。家電コーディネーターの母からの教えで、調理家電を中心に家電に頼れるものは全て頼る、頑張らない生き方を模索中。好きなものはご飯と愛犬。好きな家電は食洗機

(構成 井上真花=マイカ イラスト Yukian)

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