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秋の装いは脇役重視 バッグ・ブーツ・ベルトで自在に

宮田理江のおしゃれレッスン

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NIKKEI STYLE

クラシックな雰囲気と、凜(りん)としたイメージが軸になる今秋冬の装いを盛り上げるのが、レザー(合皮含む)アイテムです。「バッグ・ブーツ・ベルト」の3つを上手に使えば、着こなしにめりはりが加わります。重ね着や防寒などで装いにボリュームが出がちな秋冬は、小物を使ってコントラストを演出すると、見た目もすっきり。フランスの老舗レザーグッズブランド「LONGCHAMP(ロンシャン)」の2020-21年秋冬コレクションをお手本に、レザーを主役に迎えたコーディネートをつかんでいきましょう。

【バッグ編(1)】服の色の一つと合わせて、自然な調和に

装いにバッグをなじませるには、服の色の一つを、バッグに生かすのが得策です。バッグはボディーから離れた位置にあるから、装いに動きを加え、表情豊かな着こなしに導いてくれます。

まず、ニットトップスの胸にあしらわれたブルー系を全体のキーカラーに選んで。次に、ブルーのバッグを迎えて、同系色が響き合うコンビネーションを組み立てました。残りのパーツは白と黒でまとめ、キーカラーを引き立てています。ニットのところどころに入ったイエローを生かして、さらにビビッドなイエローブーツで足元を弾ませました。

【バッグ編(2)】靴と質感・色を合わせ、装いをけん引

服の脇と下に陣取るバッグと靴を、同じ色や素材でそろえると、統一感が高まります。バッグも靴もアウターで隠れてしまわないので、秋冬ルックでは存在感が高まるムードメーカーです。バッグストラップは縦長効果も発揮してくれるから、着ぶくれが心配なシーズンにこそ活用しがいがあります。

レザーバッグとブーツを同じ色で合わせて、服の外側からつやめきを添えました。ニットウエアで合わせることによって、異素材ミックスが完成。レザーならではの光沢が赤主体のスタイリングに、あでやかさをプラス。ニットやコートなどでかさばりがちな秋冬に使える名脇役です。

【ブーツ編(1)】素材の風合いずらしコントラストくっきり

この秋冬はロングブーツのリバイバルが確実視されています。取り入れるコツは、ミニスカートに合わせるのではなく、あえてスカート裾でブーツが隠れるバランスです。風合いが異なる、柔らかいシフォン系のスカートに合わせると、ブーツとの素材感のコントラストが際立ち、洗練された装いにまとまります。

裾が軽やかに躍る膝下スカートに、ブラウン系ロングブーツで合わせました。それぞれの質感が生きて、柔和さとクール感が交差。スカートが裾広がりになっているので、ブーツの描き出すレッグラインがいっそうシャープに映る仕掛けです。寒くなってきたら、ロングブーツは防寒面でも頼りがいがあります。

【ブーツ編(2)】レザースカートと合わせ素材の統一感アップ

レザーで仕立てられたスカートとブーツを組み合わせると、シックなボトムス姿に仕上がります。あえて革の質感をずらして、それぞれの持ち味を印象づけるのが着こなしのポイントです。ハンサムな雰囲気を演出できるので、ビジネスシーンでも活用できそう。

「レザー×レザー」のコンビネーションは、秋冬らしいムードを醸し出します。マットなレザースカートに、つやめきを帯びたエナメル調ブーツというマッチングで、風合いのギャップを際立たせて。トップスにニットを選べば、さらに重層的な異素材ミックスコーデを組み上げられます。

【ベルト編(1)】バルキーニットの上からウエスト引き締め

防寒ルックはかさばりがちなところが困りもの。そこで、あえて、ベルト通しがないアイテムにベルトを巻いて引き締めれば、着ぶくれを防ぎやすくなります。おすすめの巻き方は、セーターの上から締める「外巻き」です。ボトムスにウエストインできない分厚いセーターでも、上からベルトを巻くことですっきりした着映えに見せられます。

厚手のニットセーターの上から、2本のベルトを巻いたかのような見え具合で、ボディーを引き締めました。くっきりと腰の位置を印象づける「ウエストマーク」は、服のボリュームが出やすい秋冬にこそ使いこなしたいテクニック。ジャケットの前を開けて、ベルトを見せると、細感が強まります。

【ベルト編(2)】アウターの上から巻き、くびれを演出

ダウンジャケットのようにボリュームのある羽織物の上から、太めベルトを巻くと、くびれがくっきり。ボディーラインにめりはりを出せます。かさばるアウターを逆手に取って、秋冬に貴重なほっそりイメージを引き出す、逆転のスタイリング技です。

ふんわりシルエットのダウンジャケットを、ダブルバックルのベルトでギュッと引き締めました。ボトムスのずり落ちを防ぐのではなく、狙ったポジションにくびれをこしらえるつもりで巻くのがこの秋冬らしい使い方。目立つタイプのベルトを選ぶと、いっそう効果的です。

70年代調の自由なファッションを小物で自分らしくアレンジ

「ロンシャン」はこの秋冬に向けて、70年代を想起させるクラシックなパリジェンヌの装いを提案しました。カトリーヌ・ドヌーヴ、ロミー・シュナイダーなど、当時のアイコン的女性たちの自己表現を現代風にアップデート。1948年にパリで誕生し、72年の歴史を持つ老舗ならではのスタイリングは、タイムレスでありながら、新しさを感じさせます。バッグに強みを持つブランドだけに、服を引き立てる小物類のコーディネートはお手本になります。

バッグ、ブーツ、ベルトの「3点セット」を戦略的に使いこなせば、手持ちのウエアから別の表情を引き出せます。これからの季節に、着ぶくれ防止の効果も期待できるから、アレンジの試しがいがあります。

(画像協力)
ロンシャン
https://www.longchamp.com/jp/ja
宮田理江
ファッションジャーナリスト、ファッションディレクター。多彩なメディアでランウェイリポートからトレンド情報、スタイリング指南などを発信。バイヤー、プレスなど業界経験を生かした、「買う側・着る側の気持ち」に目配りした解説が好評。自らのテレビ通販ブランドもプロデュース。セミナーやイベント出演も多い。 著書に「おしゃれの近道」「もっとおしゃれの近道」(ともに、学研パブリッシング)がある。

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※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

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