日経ナショナル ジオグラフィック社

2020/10/25
2018年のイタリア、チビタの様子。急勾配になった歩行者用の橋を渡り、観光客が到着した(PHOTOGRAPH BY CAMILLA FERRARI)
チビタの中央広場、サン・ドナート教会前で、手押し車を押してゆく男性。観光客が押し寄せるようになって、広場の地面が削られ、この5年で地面は30センチほど低くなった(PHOTOGRAPH BY CAMILLA FERRARI)
チビタにあるベルベデーレ・バール周辺をぶらつく、近くのバーニョレージョの若者たち(PHOTOGRAPH BY CAMILLA FERRARI)
木のひつぎを覆う赤い布に開いた穴を、ボランティアが繕う。このひつぎは聖金曜日の行進で、15世紀のキリスト像をバーニョレージョに運ぶのに使われる(PHOTOGRAPH BY CAMILLA FERRARI)
チビタで生まれ育ったフェリーチェ・ロッキさんが、手製の資料館で訪れる人を待つ。室内は集落の古い写真や、何世代も受け継がれた古い製粉機、農具がところ狭しと並ぶ(PHOTOGRAPH BY CAMILLA FERRARI)
400年にわたり、チビタとバーニョレージョは聖金曜日を共に祝ってきた。チビタのキリスト像が使われる行進の伝統は、人口が大きく減る中でも、チビタの共同体意識を保つ助けとなっている(PHOTOGRAPH BY CAMILLA FERRARI)
チビタを囲む谷を自宅のバルコニーから見つめるロッキさん。町周辺のあらゆる場所、岩、小川をロッキさんは知り尽くしている。「今日、背後の山の青さを見ましたか? こんな風に見えたことは数えるほどしかありません」(PHOTOGRAPH BY CAMILLA FERRARI)
聖金曜日の行進は、バーニョレージョにある介護施設に立ち寄るのが恒例。お年寄りたちがキリスト像に口づけしたり、祈りをささげたりする(PHOTOGRAPH BY CAMILLA FERRARI)
聖金曜日の行進委員会の最長老の1人、アセンツィオ・アルテミさんが、行進でボランティアが運ぶ宗教画を準備する(PHOTOGRAPH BY CAMILLA FERRARI)
聖金曜日のミサと行進を前に、伝統の白いケープを着るチビタの信心会。毎年の祝祭で、信心会がチビタからバーニョレージョまでキリスト像を運び、また戻ってくる(PHOTOGRAPH BY CAMILLA FERRARI)
チビタとバーニョレージョの住民たちに、観光客が加わった聖金曜日の行進。白い衣装のチビタ信心会が先導する(PHOTOGRAPH BY CAMILLA FERRARI, RENATO BURLA/RED CROSS BAGNOREGIO)

(文 SYDNEY COMBS、写真 CAMILLA FERRARI、訳 高野夏美、日経ナショナル ジオグラフィック社)

[ナショナル ジオグラフィック 2020年9月20日付の記事を再構成]

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