猫の運動量もチェックできる

健康管理のために、ネットにつながるIoTの首輪も購入した。RABO(東京・渋谷)の「Catlog」(1万6280円)はセンサーを通じて、現在の状態を通知してくれる。歩く・食べる・寝るといった行動を検知でき、運動量や食事の時間、睡眠量などのログを取得できて異常にも気付きやすい。多頭飼いをしている人でも管理しやすいだろう。

首輪に付いたセンサーで猫の状態をチェックできる
歩く、走る、寝るといった行動記録をチェックできるので、運動量が減っているなど 異常にも気付きやすく健康管理に役立つ

一人暮らしでも猫を飼いやすくなった

僕の実家に猫がいたのは大学生の頃だが、今回自動給餌器や自動水やり器を試してみると、当時に比べて圧倒的にペットを飼いやすくなったことを実感した。1日くらいなら猫の性格によっては放っておいても平気だったりするが、自動で餌をやれたりカメラで様子をチェックできたりするとやはり安心感がある。さすがに1週間も自宅を空ける場合は、信頼できる人に様子を見てもらったり預けたりしたほうがよいだろうが、空調など部屋の環境を整えた上で、1、2日の出張なら十分体勢を整えられる。

今回僕が自宅で猫を飼おうと思ったのは、新型コロナウイルス禍で時間の余裕ができたからだ。前から飼おうかどうか迷っていた中で、以前に比べて家で過ごす時間が長くなったことが最後の一押しになった。同じことを考えている人も多く、ペット需要は増えているようで、写真を撮ってくれたカメラマンの知人は、猫のブリーダーを始めたそうだ。新型コロナウイルスの感染拡大は収束していないが、僕が猫を探したペットのおうちでは、オンライン譲渡会を開催している。

ペットグッズのジャンルは、今後も盛んになってくるだろう

ペットグッズのジャンルは、今後もペットブームに乗って盛んになってくるだろう。一人暮らしの人や、僕のように仕事に集中して生活リズムを崩しがちなタイプにとっても安心して猫を飼いやすい環境が整っているので、購入を迷っている人は、今後登場する新商品もチェックしておくとよいだろう。

津田大介
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。近著に「情報戦争を生き抜く」(朝日新書)。

(構成 藤原達矢=アバンギャルド、写真 渡辺 慎一郎)