キーボードは打ちやすいが配列にクセがある

キーボードは、キーとキーの間が19.05ミリのいわゆるフルピッチ配列で余裕がある。これは、本体の左右ギリギリまでキーを配置している設計がなせるワザだ。とはいえ、「Enterキー」の右側に1列キーが並んでいるのは、標準的な配列とはいえない。普通のモバイルノートは右端が「Enterキー」になっているので、そうしたノートを使い慣れているとミスタイプしてしまうこともあるだろう。

キーボードはキーとキーの間が19.05ミリのフルピッチだ
Enterキーの右側にもキーが並ぶのはいただけない

キーストローク(押し下げの深さ)は1.4ミリ。決して打ちづらくはないが、もう少し深いと、より快適にタイピングできると思う。

ZenBook 14はディスプレーを開くと、本体の後端がせり上がる構造を採用している。タイピングの際に手前下がりになって打ちやすいのは、素晴らしい構造だ。

ディスプレーを開くと、本体の後部がせり上がってキーボードが打ちやすくなる

ここまで見てきたようにいくぶん重いものの、ZenBook 14は外出先でもレスポンス良く利用できる。拡張性やキーボード配列など気になる点もあるが、高級感がある薄型ボディーに魅力を感じる人も多いだろう。しかも競合製品より割安感がある。ZenBook 14が人気機種の仲間入りする可能性は高い。

戸田覚
 1963年生まれのビジネス書作家。著書は150点以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。