なかなかの性能で快適に使える

CPUは「Ryzen 7 4700U」を採用している。最近人気の高いAMD製で、価格の割には性能が非常に高い。メモリー容量は16GB、ストレージはSSDで512GB。どちらも高速タイプの接続規格やパーツを採用している。

このためベンチマークテストのスコアは良好で、実際に使ってみてもかなりテキパキと動作する。すっかり利用頻度が増えたテレビ会議アプリは、システムにそれなりの負荷がかかる。テレビ会議アプリを利用しながら、プレゼンテーションソフト「PowerPoint」や表計算ソフト「Excel」を起動し、同時に動画を再生したりすると、少し古いパソコンだと動作がもたつくことがあるが、ZenBook 14ならそのようなことはないだろう。

拡張性には弱点

仕事で使う薄型モバイルノートと考えるとZenBook 14にも弱点はある。拡張性がホドホドであることだ。

ZenBook 14はUSB-C端子を2つ搭載し、うち1つは充電にも利用する。従来型のUSB-A端子とHDMI端子もそれぞれ1基搭載するので、外付けディスプレーやプロジェクターにもつなぎやすい。

ZenBook 14の側面
コネクター数は、最低限をクリアといったところだ

一方でイヤホン端子がないことは気になる。代わりにUSB-C接続のイヤホンアダプターが付属するが、個人的には「残念」といわざるを得ない。最近はテレビ会議でヘッドセットを使う機会が多いが、アダプターを忘れると使えないからだ。また、USB接続のヘッドセットを使ってもよいのだが、そうすると多くはないUSB端子を1つ占有することになる。スマートフォンと異なり、パソコンの多くはイヤホン端子を標準装備しているのだから、冒険はしないでほしかった。

イヤホン端子は、付属のアダプターを利用する
有線LAN端子のアダプターも付属する

付属のACアダプターの出力は65ワットで、急速充電が可能。49分以内で60%まで充電できるという。また、バッテリー駆動時間は最大21時間と長い。ヘビーに使っても14~15時間は持つだろう。なお、ユーティリティーソフトで設定を変更すると、バッテリーの満充電度合いを減らして、劣化を遅くすることができる。

ACアダプターは、65WでUSB-C端子接続だ
バッテリーの充電度合いはユーティリティーソフトで変えられる。同じソフトでファンの動作モードなども変更可能
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キーボードは打ちやすいが配列にクセがある