あおり運転対策にも お勧めのドライブレコーダー10選

あおり事故で一気に需要増

ドライブレコーダーは事故・トラブルの記録を目的にタクシーなど業務用車両から導入が始まった。この数年はあおり運転による事故が相次ぎ、自家用車への搭載ニーズが高まった。

電子情報技術産業協会によるとドライブレコーダーの国内出荷台数は19年度に484万台と17年度(267万台)の1.8倍に増え、国土交通省の調査では搭載率が46%に上った。今年は6月にあおり運転の厳罰化があり、さらに需要が伸びそうだ。

前方のみを撮影するものや、前方と後方を撮影する機種、全方位を撮影する360度カメラがあり、価格帯や機能も千差万別。前方のみのタイプは多くがフロントガラス上部に取り付け、コードをシガーソケットにつなぐだけと簡単。鈴木政和さんは「あおり運転対策で選ぶなら、前後を撮るカメラがお薦め」とアドバイスする。ただ、配線などが煩雑で、購入した店舗に取り付けを頼むと費用が1万5000円以上かかる場合が多い。基本的にエンジンをかけると録画開始。高画質の映像を残すには、容量と記録速度の大きいマイクロSDカードなどを使いたい。

■ランキングの見方 数字は専門家の評価を点数化。メーカー名「製品名」。(1)実勢価格(税込み)(2)解像度(複数の場合は最大)(3)製品URL。価格は9月上旬時点の大手量販店のネット販売を参考に算出。写真は前後カメラの5位がGarmin Japan、6位オウルテック、7位パナソニック提供。前方カメラ1位はコムテック、3位PAPAGO JAPAN提供。前後カメラ1位、前方カメラ2位はJVCケンウッド八王子事業所などで、前後カメラ2位、4位はA PIT AUTOBACS SHINONOMEで、三浦秀行撮影。

■調査の方法 個人向けの製品を専門家の助言をもとに前方カメラ15機種、前後カメラ17機種をピックアップ。専門家10人に「性能」「使いやすさ」などの観点から順位付けしてもらい、編集部で集計した。

■今週の専門家 ▽会田肇(カーITジャーナリスト)▽安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)▽上西一美(一般社団法人 日本事故防止推進機構理事長)▽かじがや卓哉(家電芸人・吉本興業)▽熊崎圭輔(MOTA副編集長)▽倉嶋源(カーグッズマガジン編集長)▽近藤克己(デジタル&家電ライター)▽鈴木政和(オートバックスセブンIR・広報部)▽森口将之(モビリティジャーナリスト)▽矢田部明子(自動車ライター)=敬称略、五十音順

(生活情報部 清水玲男)

[NIKKEIプラス1 2020年9月5日付]


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