リモート環境で求められる、上手なセルフマネジメント

リモートワークの日常化という新しい雇用環境によって、企業が働く人に求める要望も変化していきます。その最たるものがセルフマネジメント力。これに対応できるかどうかは、長期的に、働き続けるための前提条件になる可能性すらあります。上手にセルフマネジメントをしていくためのポイントは、「常に目標を数値化すること」と、「時間当たりの生産性」を意識して日々のタイムマネジメントを行うことに尽きます。

セルフマネジメントとは、簡単に言うと、自立的・自律的な行動管理をしながら目標を達成することです。この「目標」があいまいな状態では、達成はおぼつきません。まずは徹底的に数字にこだわることです。

目標を決めたら、「いつまで」に「どれだけ」を行えば、目標達成確率が上がるのかを設定し、目標を日々の行動レベルに落とし込むことが必要です。そのためによく用いられるのがKPIマネジメントですが、例として下記のような取り組みがあります。

自分の目標達成に必要な行動量を、 所要時間、打率、工数などの観点から割り出します。たとえば「新規アポイント週5本獲得」というプロセス目標であれば、電話によるアポイント取得率の1%から逆算して、100本/日、500本/週の電話をかけるというような設定です。

次に重要なことは「時間あたりの生産性」を高めることですが、これも相手のあることなので、簡単ではありません。ヒントとしては、時間の使い方を色分けすること。

たとえば、考える仕事、作業をこなす仕事、人と会う仕事など自分の予定を3色に色分けし、できるだけ重要な時間を確保することで作業の「抜け・漏れ」を減らすことができるかもしれません。

空気を読む関係から契約型プロ社会へ

いわゆるメンバーシップ型からジョブ型雇用へ移行し、営業や事務職、IT(情報技術)エンジニアなどの領域でリモートワークが一般化し、結果的にセルフマネジメントが求められる時代になると、人と企業の雇用契約のあり方も大きく変化します。そのひとつがジョブディスクリプションの進化です。

今、転職を検討しているあなたへ / 日経転職版

同世代の年収っていくらぐらい?

日経転職版でチェック

>> 年収チェックはこちらから

次のページ
ジョブディスクリプションが明らかにする「役割と能力」