「進歩と発展」への問題提起 日経読書面今週の5冊2020年8月29日付

毎週土曜日付の日本経済新聞の読書面で、評者の署名入り書評を掲載した本を紹介します。書評は日経電子版で読むことができます。

 

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文明が不幸をもたらす クリストファー・ライアン著

>>日経電子版で書評を読む 「進歩と発展と努力の果てに」

原題=Civilized to Death(鍛原多惠子訳、河出書房新社・2400円) ▼著者は米国の心理学者。CNNテレビ、タイム誌など様々なメディアに登場。邦訳書に『性の進化論』(共著)。 ※書籍の価格は税抜きで表記しています


戦後日本、記憶の力学 福間良明著

>>日経電子版で書評を読む 「戦争経験を語る作法の変遷」

(作品社・2700円) ふくま・よしあき 69年熊本市生まれ。立命館大教授。専攻は歴史社会学、メディア史。著書に『「戦争体験」の戦後史』など。 ※書籍の価格は税抜きで表記しています


霧の彼方 須賀敦子 若松英輔著

>>日経電子版で書評を読む 「正統なる異端者の道程描く」

(集英社・2700円) わかまつ・えいすけ 68年生まれ。慶大卒。東工大教授。批評家。著書に『悲しみの秘義』『小林秀雄 美しい花』など。 ※書籍の価格は税抜きで表記しています


アインシュタインの戦争 マシュー・スタンレー著

>>日経電子版で書評を読む 「科学者の政治的立場を問う」

原題=EINSTEIN'S WAR(水谷淳訳、新潮社・3800円) ▼著者は米ニューヨーク大学教授。専門は科学史と科学哲学。科学と文化全般との関係性を研究する。 ※書籍の価格は税抜きで表記しています


一人称単数 村上春樹著

>>日経電子版で書評を読む 「この世界のいくつもの中心」

(文芸春秋・1500円) むらかみ・はるき 49年生まれ。著書に『1Q84』『騎士団長殺し』など。フランツ・カフカ賞、エルサレム賞などを受賞。 ※書籍の価格は税抜きで表記しています


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