1キロ以下でLTEに対応 レッツノートの2イン1ノート
注目の製品使ってみました!
●CPU:コアi7-10710U(1.1GHz)●メモリー:8ギガバイト●ストレージ:512ギガバイト SSD(PCle)●ディスプレイ:12型(2880×1920ドット)●バッテリー駆動時間:約11.5時間●サイズ:幅273×奥行き209.2×高さ18.7ミリ●重さ:979グラム
ビジネスノートの定番「レッツノート」の中でも目新しいのが、12型の液晶ディスプレーを搭載しながら重さ1キロを切る2イン1「QV9」シリーズだ。前モデルまではCPUの世代が古かったが、この2020年夏モデルでは最新の第10世代のコアiシリーズへ強化した。CPUを理由に購入を見送っていた人には朗報だ。
端子はUSB3.0が3つ、サンダーボルト3対応USBタイプCが1つと豊富。USBタイプCは映像出力にも使えて、そのほかにアナログRGB、HDMI出力端子も用意する。落下や加圧などに耐える頑丈さも健在。バッテリーは今や貴重な着脱式で、性能が衰えたら簡単に交換できる。
12型台には売れ筋の「SV9」シリーズもあるが、このQV9はタッチ対応の画面回転式2イン1仕様。画面を開く角度によって、タブレット風に使ったり、スタンドモードで相手に画面を見せたりと用途も自在だ。
実際に使ってみると、キーボードの優秀さに気付いた。ストロークが2ミリと深く、打ち心地が良い。ウィンドウズハローに対応した生体認証は、顔と指紋の両方を搭載する。マスクをしていると顔では認証できないことも多いが、そんなときでも指紋認証があるので素早いサインインが可能だ。LTEにも対応し、ほぼすべてのキャリアのバンドに対応しているので、格安SIMでも問題なく使えた。LTE非対応の下位モデルもある。
(ライター 原如宏)
[日経PC21 2020年10月号掲載記事を再構成]
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