悔いのない20代キャリアのために 3つのトリセツ通年採用時代の就活のトリセツ(8)

2020/9/2
キャリア相談のサービスで起業した金井芽衣さん
キャリア相談のサービスで起業した金井芽衣さん

こんにちは、法政大学キャリアデザイン学部教授の田中研之輔です。前期講義は全てオンライン、大学生のみんなは課題提出に追われ、激動の数カ月でしたね。慣れないことに対応するのは大変だったと思います。まずはお疲れさまでした、頑張った自分を褒めてあげてください。

新型コロナウイルスによって、私たちの学び方や働き方は様変わりしました。歴史的な変化の中で、私たちはどう学び、どう生きるのか。これまでの当たり前が継続できなくなったことで、不安や不満など様々な感情に揺れる日々を過ごしてきたのではないでしょうか。

前回の連載記事では「キャリア資本」の形成について、お伝えしました。キャリア資本は与えられるものではなくて、自ら行動し、獲得していくものですね。では学生から社会人になっていく20代は具体的にどのように過ごしたらいいか。これはまだイメージしにくい人が多いでしょう。しかもコロナ禍で、先の見えない不安を抱えている人が多いと思います。

そこで今回は、国家資格キャリアコンサルタントの資格を持ち、日ごろからキャリア相談に関わるポジウィル社長の金井芽衣さんに、アドバイスをもらうことにしました。金井さんはリクルートキャリアを経て、20代でポジウィルを創業。キャリアコーチングをオンラインで提供する「ゲキサポ!キャリア」を運営し、キャリアに悩む若手社会人を支援しています。

ウィズコロナの時代になり、私が実際に、学生や若手社会人から相談を受けた質問内容を金井さんに直接投げかけてみることにしました。

◇  ◇  ◇

朝1時間、カフェで自問自答タイム

――コロナに直面し、世の中がめまぐるしく変わっています。これからどうやって生きていけばいいのか、わかりません。これからを考えると不安になります。

コロナが私たちに与えてくれたのは、「自分と向き合う時間」だと思っています。世の中がめまぐるしく変わっていくのは事実ですが、ポジティブに捉えると、通勤や通学が不要になったことで、「内省的に考える時間が増えた」とも捉えることができます。

先の見えない時代は不安ですよね。解決策としては、浮いた時間を生かして「自分がこれからどう生きたいのか、今のままでいいのか」を問いかけてみるのはいかがでしょう。具体的には、悩みの原因について、「それは何で?」を問い続けることです。それを繰り返し、悩みの根底にあるネガティブな感情を出しきると、ポジティブな思考が湧き出てきますよ。

――いつ、どのようなときに、自分と向き合う時間をつくっているのですか。

私は出社する前に、朝1時間カフェで自分を俯瞰(ふかん)する時間をつくるようにしてきました。

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