「毎日チョコ」生活4年 ブログで発信、趣味が副業に仕事と遊びの境界線をなくす「公私混同力」のススメ(12)

2020/8/27

強制的に頭切り替え、仕事に取り組めるように

――荒木さんのお話を聞くと、「好き」が高じると本当に仕事になるんだな、と勇気をもらえます。本業との相乗効果を感じる場面はありますか?

仕事に加えて打ち込めることがあるおかげで、失敗にくよくよしなくなりました。以前は夢に仕事の失敗が出てきてうなされるくらい、うまくいっていないことを引きずってしまうタイプでした。今さらどうしようもないことを含めて。暇さえあれば考えていました。今は仕事から強制的にチョコレートに頭を切り替えられるので「なるようにしかならない!」と割り切れるようになりました。

実務的なメリットも大きかったです。雑誌で記事を書いたり監修したり、イベントに登壇したりすると、運営側とのやりとりがわかります。今までは参加者や、運営者としてイベントに関わることはありましたが、登壇者として関わることで、スケジュールや進め方、コミュニケーションの取り方などを学んだり、取り入れることができたりしています。

また、一歩ずつ進めば、とりあえず山を登り続けることができるとわかったのは大きな収穫でした。年末に「今年もおいしいチョコにめぐりあえたなあ」と思うと満足感につつまれて、人生が楽しくなりました。

大切な人にプレゼントするときに「どのチョコがいいか」を相談されたり、「どんなチョコが自分に合うか」と聞かれたりするのがうれしいです。「おいしかったよ」が最高の褒め言葉です。発信し続けたことで、出張や旅行のお土産にチョコをもらえて新しいチョコを知ることができたり、「これ知ってる?」と情報を教えてもらえたりして、さらに知識が深まりました。

――仕事と趣味で頭を切り替え、バランスが取れた上に相乗効果もあるとは、よいことだらけですね。今日はお話を聞かせてくださりありがとうございました!

吟味・仕組み化・発信で趣味は仕事化できる

お話を聞く限りでは、継続が苦手だったとはとても思えないくらい精力的に活動されている荒木さん。荒木さんのお話で趣味を仕事化するためのコツは「吟味・仕組み化・発信」の3つだと感じました。

1.続けられそうなことを吟味する
・好きな食べ物/日持ちするもの/持ち運べるもの/年中あるもの、など
2.続けざるを得ない状態を仕組み化する
・コミュニティー内で宣言
・家事や掃除を割り切る
・チョコ貯金で資金確保
3.目に見える進捗のために発信する
・毎日絶対何があっても続けると決める
・1年で1000種類→1日3種類、とにかく食べると決め、毎日書く

何かコツコツと続けて達成感を得たい方、やってみたいことがあるけれど続けられる自信がない方、会社の仕事に加えて打ち込める何かがほしい方、さらに仕事の幅を広げたい方は、ぜひ荒木さんの行動を参考にしてみてください。応援しています!

池田千恵
朝6時 代表取締役。朝イチ業務改善コンサルタント。慶応義塾大学卒業。外食企業、外資系企業を経て現職。企業の朝イチ仕事改善、生産性向上の仕組みを構築しているほか、個人に向けては朝活でキャリア迷子から抜け出すためのコミュニティー「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/)を主宰。10年連続プロデュースの「朝活手帳」など著書多数。
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