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写真はイメージ =PIXTA

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キャリアアップを考える人たちは様々な努力をするわけですが、その目的はなんでしょう。多様性の時代とはいえ、その本質は昔から変わらず「自由」「権力」「ステイタス」の3つに収れんします。ただしどのようなキャリアを積めばそれらが得られるのか、という点について、選択肢は増えています。

世代によって違うキャリア意識

弊社(筆者の平康慶浩氏が代表を務めるセレクションアンドバリエーション)ではナレッジインヘリテンスという名称で、月1回以上のペースで定期的に社内のナレッジ共有の場を設けています。その際には私自身がファシリテーターになって、これまでとこれからのキャリアのあり方について議論してもらうことがあります。

コンサルタントたちだけでなく、大学生、大学院生のインターンにも積極的に参加してもらい、経験は違えども議論をするものとしては対等に話してもらいます。特にキャリアについての議論では多様な世代が議論するので、意外な発見もあります。

「改めて考えてみるまで、大学を卒業すると会社に入るのがあたりまえだと思っていました」

という意見は以外にも40代以上と、若いインターンの双方から聞きました。

「友達ではとりあえず有名企業に入って、3年くらいで独立を目指したいという人が増えています」

という意見は30代以下に多い意見でしょうか。

「いや、最初から起業を目指している同級生もいます。僕とは違いすぎるので、共感するよりもむしろ応援しかできないのですが」

という話はまさに最近の20代に多いのかもしれません。

成功したキャリアモデルが多様化している

就職があたりまえだった50代以上、氷河期を経験している40代、多様性がひろまりつつも安定派に戻った30代、そして自由を好む20代などの世代の違いは、キャリアの選択肢が広がったことによるでしょう。

成功しているキャリアモデルも複数あげることができます。

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