上位機種Z 7やZ 6譲りのEVFがとても見やすく、思い通りのフレーミングをパッとキメられるのがいい。また操作性も同様でシンプルかつ正確な設定が意のままに行えるのがニコン機らしい。オートホワイトバランスと色再現性も上々で、フルサイズベーシック機としてふさわしいものだと感じた
旅行やちょっとした散歩に持ち出せるサイズ感が魅力だ。旅先でパッとラーメンを撮ったが、フルサイズセンサーののびのびとした写りがいい。立体感、ボケ味、色味、シズル感をZ 5は余すところなく捉えてくれた。このカメラがあれば写真生活が大きく変わるに違いない
フルサイズCMOSセンサーとEXPEED 6の生み出す絵は上位機種と同等の画質を約束してくれる。航空機を撮影したが、メタリックなボディーの質感、リベットや錆(さび)のリアル感、どんよりとした空の様子までしっかりと描写してくれた
Z 5は携行性に優れるし、一番重要な写りも素晴らしく、操作性も良好でオールマイティーなフルサイズミラーレス一眼カメラに仕上がっている。NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3の描写もよい。ハンドリングしやすいボディーは他のNIKKOR Zレンズと組み合わせてもバランスがよさそうである。長く使えるフルサイズベーシック機と言えるだろう。価格も買いやすいものになっているので多くの人に手にしてもらいたい一台だ
三井公一
 iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影している。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。http://sasurau.com/