2020/8/24

まず、東京23区にこだわる場合は

・北区の赤羽
・葛飾区の亀有や金町
・江戸川区の小岩
・大田区の蒲田
・世田谷区の千歳烏山
・練馬区の大泉学園
・板橋区の大山や成増

といったエリアになります。

これらの街は駅前に商業施設が集積し、にぎわいがあります。街を歩いているだけで少し楽しい気分が味わえます。激安スーパーなどがあり、日常の買い物の選択肢も豊富です。家族で外食する場合でも、ファミリーレストランから地元の繁盛店までいろいろ選べるはずです。それでいて、少し離れると自然環境には恵まれています。

何よりも賃貸物件の家賃やマンションの価格が高くありません。さらにいえば、都心へのアクセスも悪くないので、たまの出社もほとんど負担を感じないはず。

なお、これらの街に欠けているものがあるとすれば、強いて言えば「高級感」でしょうか。このため、湾岸のタワーマンションを好むような人には向きません。

「駅歩10分」将来の売却には必要条件

もっと郊外に目を向けると、埼玉なら北浦和や南越谷、千葉なら柏や新浦安、神奈川なら川崎市の川崎区や麻生区の新百合ケ丘、都下なら調布、西東京市のひばりが丘あたりでしょうか。

これらの街で駅から徒歩10分以内のマンションを買っておけば、10年後に売る場合でもそれなりの評価が得られるはずです。将来、住宅を売却するつもりなら、「駅まで徒歩10分以内」の条件は守ってください。住宅の余剰が顕著になっているであろう10年後、20年後には「駅歩15分以内」まで検索範囲を広げてくれる買い手はほとんどいなくなっています。「駅歩10分以内」は必要条件です。

また、都心へ直接つながっているこれらの街に住めば、子どもが都心やその周辺の学校へ通う場合でも、さほど負担なく通学できるのではないでしょうか。

さらに、このような地域であれば、マイカーを所有するための駐車場にかかる費用を抑えられます。今までだったらマイカーを持っていても利用する多くは週末だったかもしれませんが、テレワークになればマイカーを日常的に活用できます。

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住まいや街選びの基準、大きく変化