赤羽・蒲田… 「のんびりテレワーク」にオススメの街コロナの先の家計シナリオ 住宅ジャーナリスト 榊淳司

2020/8/24
赤羽一番街商店街(写真=PIXTA)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って広がったテレワークは、住みたい街選びにも影響を与えているかもしれません。家賃や住宅の価格が高くなく、買い物や食事が便利な「肩肘張らずに楽しめる街」を住宅ジャーナリストの榊淳司さんが紹介します。

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コロナは私たちの社会に様々なマイナスの影響をもたらしています。日本の4~6月期の国内総生産(GDP)の成長率は戦後最悪となり、飲食店は経営不振で閉店が相次いでいます。まもなく、企業の倒産や失業者の増加が数字となって表れてくるでしょう。

無理をしてまで都心に住む必要なし

しかし、数少ないながら、プラスの面もあります。そのひとつがテレワークの普及ではないでしょうか。都心のオフィスへ毎日通わなくても、それなりに業務も会議もこなせることに多くの人が気づきました。テレワークの普及は、オフィスの面積への需要を減退させます。すでに、この動きは都心のエリアにおけるオフィスの空室率の上昇となって統計数字に出てきています。

毎日出勤する必要がなければ、家賃やローンの返済で無理をしてまで都心に住む必要はありません。郊外の自然環境の良いところに居を構え、通勤に割かれていた時間を自分らしく過ごせるように切り替えるライフスタイルも可能になります。

サーフィンをしたい人なら神奈川の湘南や千葉の外房、山歩きが好きな人なら東京の高尾、それに東京ディズニーランドなど東京ディズニーリゾートの年間パスポートを買って千葉の浦安市あたりに住むという選択肢も現実的になります。

買い物や外食の選択肢が豊富、自然も

一方で「そういった目的はないけれども、ただのんびりと過ごしたい」という人も多いはずです。むしろ、何かの趣味や嗜好に偏らない生き方を選ぶ人が多数派ではないでしょうか。ここでは、そういう普通の「のんびり派」にお勧めの街をいくつか紹介しましょう。つまり、家賃やマンションの価格はそんなに高くはないけれども、買い物や食事などは便利で選択肢も豊富なので、街をぶらぶらするのに肩肘張らずに楽しめるところです。

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