トレンドカラー ブルーの誘惑
近年急速に人気が高まっているのがカラーウオッチだ。中でもブルーの文字盤はビジネスパーソンに人気で、スーツからデニムスタイルまで、どんなスタイルにも溶け込む、カラーウオッチの王道といえるだろう。シンプルなモデルに続く目先の違う2本目の時計を手にしたいなら、こんなブルーのカラーウオッチをまとってみてはどうだろう。
ハミルトン 「ジャズマスター オート」
アメリカ生まれのハミルトンの時計は個性的で現代的なデザインが特徴。代表的なコレクション、ジャズマスターの中で、初めてローマンインデックスを採用したのがこのモデルだ。ローマンインデックスモデルは日本人に人気が高いといわれる。
仕上げの異なる2層のダイヤルと繊細なカットアウトが施されたインデクスでモダンな印象。文字盤にブルーの美しい陰影が浮かび上がり、深みのある色に仕上がっている。上質なブルーのカーフレザーストラップが使われ、フォーマルなシーンにも映える1本だろう。
ティソ 「シースター 1000 オートマティック」
上品なダイバーズウオッチを得意とするティソ。1950年代に発売されたティソ シースターの名を受け継ぐこのモデルは、30気圧防水、セラミックの逆回転防止ベゼルといった優れた性能を持つ。背面をみればシースルーケースバックからムーブメントの駆動をうかがうことができ、手ごろな価格帯のダイバーズウオッチながら高性能が際立つ。
新作では、昨年あたりから人気が復活している、レトロなミラネーゼブレスレットを採用。ブルーのダイヤルと相まって洒脱(しゃだつ)な雰囲気をまとっている。
ミドー 「コマンダー ブルーシェイド」
見つめていると引き込まれるような、ミドーのコマンダー ブルーシェイド。ミステリアスで絶妙なブルーとブラックのツートーングラデーションに独特の存在感がある。エレガントで個性的なケースは、中央にMidoのロゴが刻印されたアクリルガラスで保護されており、一体となったレトロなミラネーゼブレスレットはブラックPVD加工が施され、ビンテージの風合いを強調する。このメッシュベルトは柔らかで装着感抜群だ。人とは違う個性的な時計を持ちたい人にすすめたい。

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