煮込まず省エネ レトルトカレーでアレンジレシピ

暑い夏はレトルトカレーを使って時短・省エネ調理を(写真はイメージ=PIXTA)
暑い夏はレトルトカレーを使って時短・省エネ調理を(写真はイメージ=PIXTA)

全国的に夏本番となり毎日暑い日が続いています。今年はコロナ禍でステイホームということもあり、自宅で食事をする機会が増えているのではないでしょうか。調理をするという行為は火を使うので、暑さという面でもつらい作業ですね。そのような中でできる限り時間をかけずに料理を作るのにレトルトカレーをアレンジしてみてはいかがでしょうか。

カレーのように長時間煮込む料理は室温を上げてしまうので、その分エアコンを強くしなければなりません。そこでレトルトカレーを利用して煮込み時間を短縮すれば、エアコンの節電にもつながります。

最近ではコンビニエンスストアのローソンがカレーの名店新宿中村屋との共同開発でレトルトカレーを出したり、ドラッグストアのマツモトキヨシがプライベートブランド(PB)商品のカレーを出したりと、様々なレトルトカレーが発売されています。お値段やアレンジの用途でレトルトカレーを使い分けることもできます。

写真上段左からセブンイレブンのセブンプレミアム ビーフカレー辛口(105円)、ローソンのスパイス香るバターチキンカリー(298円)、イオンのトップバリュ ビーフと野菜のスパイス香るビーフカレー中辛(84円)、下段左からマツモトキヨシのコクの深いスパイスカレー中辛(108円)、業務スーパーのおとなの大盛カレー辛口(5食297円)、 ローソンストア100のグリーンカレー(108円)※全て税込み価格

レトルトカレーを調味料に

アレンジの第一歩は、レトルトカレーを調味料として考えること。まず夏野菜や肉をフライパンでサッと炒めます。肉はカレー用よりも、火が通りやすい焼き肉用くらいの厚みのものがよいでしょう。野菜と肉に火が通ったら、そこにレトルトカレーを入れて温まったら完成です。野菜もたっぷりとれるのでおすすめです。

炒めた夏野菜に調味料のようにレトルトカレーを加えれば、栄養バランスもとれる

レトルトだからこそ 数種類を食べ比べ

コンビニ界の100円ショップ「ローソンストア100」から、トーストするだけで簡単に食べられる「大きなナン」108円(税込み)が発売され話題になっています。温めるだけで食べられるレトルトカレーだからこそ、お店のようにナンと数種類のカレーを楽しむこともできますね。一人暮らしでカレーが余ってしまうというかたは、残ったカレーは冷蔵庫に入れておき、別のアレンジをして翌日に楽しむこともできます。

数種類のカレーの食べ比べもレトルトなら簡単

つけ麺風にアレンジ

夏に登場することが多いそうめん。そうめんが続いて飽きてしまうこともあるでしょう。そこでも活躍してくれるのがレトルトカレーです。グリーンカレーのようにさらさら系のレトルトカレーであれば、そのままつけ汁として利用することができます。キーマカレーのようにトロっと系のレトルトカレーであれば、そうめんの上にかけて混ぜそばとしていただくのもおすすめです。

そうめんのつけ汁にすればエスニック風つけ麺に

トースターや魚焼きグリルで焼きチーズカレー

耐熱容器にご飯やパスタ、食パンなどをしきつめてその上に温めたレトルトカレーをかけます。お好きな具をトッピングし、とろけるチーズや粉チーズ、生卵などを落としてオーブントースターや魚焼きグリルで焼き色がつけば完成です。余熱しておいたトースターであれば5~6分、魚焼きグリルであれば中火で7~8分が目安です。

耐熱容器を使って焼きカレーも

ご紹介したように、レトルトカレーを調味料や食材の一部として活用すれば調理の時短にもなりますし、室温をあげにくくできます。そして何よりもさまざまな味のレトルトカレーが発売されている今、食卓に並ぶレパートリーがグッと増えますね。レトルトカレーは手抜きと考えずに、上手に利用してみてはいかがでしょうか。

矢野 きくの(やの・きくの)
家事アドバイザー・節約アドバイザー。明治大学卒。女性専門のキャリアコンサルタントを経て現職に。家事の効率化、家庭の省エネなどを専門にテレビ、雑誌、講演などで活動。著書:「シンプルライフの節約リスト」(講談社)他 オフィシャルサイト https://yanokikuno.jp
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