日経トレンディ

【今こそ備えるべき缶詰/おつまみBEST】

昔ながらの懐かしい味のおつまみ

「ひげ鯨大和煮」(木の屋石巻水産)。鯨肉に含まれる抗疲労成分バレニンを手軽にとれ、優しい甘さで水が欲しくならない。実勢価格560円(税込み)

砂糖と醤油で味付けする大和煮に、ショウガの風味も利かせた。切り身が分厚く食べ応えもある。「コンビニなどに売っているビビンバと合わせるとコチュジャンと大和煮の味がマッチしておいしい」(黒川氏)。賞味期限は3年。

宮城県名物を缶詰で味わう

「宮城県産 ホヤ「ビリ辛」煮」(木の屋石巻水産)。亜鉛、鉄分、EPAなど豊富な栄養素を持つホヤを、鮮度を気にせずおいしく食べられる。実勢価格560円(税込み)

ホヤは鮮度が落ちるのが非常に早く、生産地以外では臭みなどから敬遠されがち。しかしあえて缶詰にすることで独特の風味をマイルドに抑えた。「コチュジャンの味付けも酒のアテにぴったりだ」(黒川氏)という。賞味期限は3年。

高知県産カツオをぜいたくに使用

「黒潮オイルのごろっとカツオ」(黒潮町缶詰製作所)。工場への持ち込みも禁止するなど7大アレルゲン不使用を心掛ける会社の商品で安心して食べられる。実勢価格450円(税込み)

高知県産カツオのうまみを黒潮町産の天日塩で引き出し、ブラックペッパーやゆずなどで香りづけしたオイルで仕上げた。「カツオに脂がよくのっていて、ひと切れが大きく満足感がある」(黒川氏)。賞味期限は3年。

【今こそ備えるべき缶詰/料理の一品BEST】

驚きの「唐揚げ缶」が登場

「からあげ 和風醤油味 45g」(ホテイフーズ)。避難生活で揚げ物を食べられる機会はめったにないので、この缶詰は貴重。実勢価格216円(税込み)

焼き鳥缶で有名なホテイフーズが新たに開発。醤油ダレに漬け込んだあと菜種油で揚げて缶に入れ、加熱殺菌処理を施しており、賞味期限は2年。「まさかの商品だがおいしい。弁当に入っている唐揚げに近い」(黒川氏)。

パスタにあえてジェノベーゼにも

「マッカレル バジル&レモン」(清水食品)。サバ缶のレパートリーを広げ、料理にも使いやすい一品。実勢価格228円(税込み)

国産のサバを使用し、バジルペーストを加えた香味食用油や、塩とレモンで味付けした洋風のサバ缶。「普通なら酸化しもっと黒ずむはずだが、鮮やかな緑色が特徴。そのままでもおいしいが、パスタとあえれば簡単に料理が完成する」(黒川氏)。賞味期限は37カ月。

【今こそ備えるべき缶詰/炭水化物BEST】

誰でも食べやすい粥は水分補給にも一役

「こまちがゆ」(こまち食品工業)。食事といっしょに水分を摂取できるのは避難生活で大きなメリット。実勢価格292円(税込み)

秋田県産のあきたこまちを100%使用し、添加物や調味料は入れずに天然地下水だけでじっくり仕上げたお粥。賞味期限は5年と長め。長期にわたって備蓄しておいても中身が乾いてしまわないよう、水分が多めに仕上げられている。

主食の米にも変化をつけられる

「玄米ごはん缶」(トーヨーフーズ)。食物繊維を豊富に含み、便秘解消の手助けになる。主食も缶詰で賄える。実勢価格324円(税込み)

食物繊維を約4倍、ビタミンB1を約8倍含むという、白米より栄養価が高い玄米の缶詰。調理不要で、「パサつかないようやわらかめに炊いてあるが食べやすい」(黒川氏)。味は「プレーン」と「ほんのりしょうゆ味」の2種類。賞味期限は3年。

(日経トレンディ 山口佳奈)

[日経トレンディ2020年8月号の記事を再構成]

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