元ブルゾンちえみ、ローマへ 仲介役はコシノジュンコ編集委員 小林明

イタリア男はチャラくなかった、なぜかイベントで紹介された在日大使

――イタリア男の印象はどうでした?

「とっても優しくて、かわいいなと思いました。なんか、チャラいイメージがあるんじゃないですか。ジローラモさんみたいな……。女性に声をかけることをチャラいと言うなら、たしかにチャラいかもしれない。でも、それなら観光に来ているアメリカ人の方がよっぽどチャラい。イタリア男は実際にはそんなにチャラくないですよ。ただ人懐っこいだけ。第一印象はそんな感じですね」

――留学計画にはコシノジュンコさんも一役買ったそうですね。

コシノジュンコさんにイタリア大使を紹介され、イタリア留学が一気に動き出した

「そうなんです。不思議なんですが、ポイント、ポイントでジュンコ先生が現れるんです。運命を意識したのは昨年8月、先生がプロデュースした文化イベント(浜離宮大江戸文化芸術祭)に招待されたとき。当時は『イタリア留学をしたいな』と心の中でボンヤリと思っていただけ。まったく何も決めていないし、誰にも相談していなかったのに、なぜか先生が私に在日イタリア大使を紹介してくださったんです。どういうわけかその日、会場にイタリア大使だけがいたんですよ」

「『留学について色々調べなきゃ』と思っていた矢先だったので驚きました。目の前にイタリア大使がいるんですから。『これが運命でなかったら何なの!』と感じてしまった。大使に質問や相談をすると、『両国の文化交流のためにとても良いことだから私も応援しますよ』と言われ、日本の語学学校を紹介してもらったほか、留学先やローマの生活についても親切にアドバイスしていただきました。それで留学計画が一気に動き始めたんです」

コロナ禍でも「準備時間ができた」と前向き、来年4月にイタリア留学したい

――不思議な巡り合わせですね。

「話がとんとん拍子で進んだので自分でも驚きました。それで、ちょうど事務所の契約が今年3月末で切れるので『じゃあ、辞めるなら、ここかな』と決断したんです。もし更新時期が来年だったら、辞めるのも来年にしていたでしょうし、再来年だったら、辞めるのも再来年にしていたと思います」

――ところが新型コロナウイルスの感染拡大がイタリアを直撃します。

「渡航予定が4月13日だったので、まさにギリギリのタイミングで留学延期を決めました。これはラッキーだったかもしれません。もし渡航していたら、大変なことになっていたでしょうから。外出も規制され、人と会ったり、話したりするのも簡単ではなくなったので、とても勉強できる環境ではなかったと思います。せっかく査証(ビザ)を取り、ローマでの語学学校や住居を契約し、航空チケットまで買っていたんですが、準備不足だったので、むしろ時間的な余裕ができて良かったかなと前向きに受け止めています。イタリア留学は来年4月に行けたらいいなと思って準備を続けています」

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