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プリンター、大容量インクタンクが人気 在宅で印刷増

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暑中見舞いや年賀状をパソコンで作って印刷したり、スマートフォンで撮影した写真などを印刷したりするのに欠かせないのが家庭用プリンター。最近は在宅勤務で書類を印刷する機会も増えているだろう。そんな家庭用プリンターの中で、大容量インクタンクを搭載する製品の人気が上がってきた。

家庭やSOHO、店先などで使うプリンターとして普及しているのは、小さいノズルから細かなインクの粒子を吹き出して印刷するインクジェットプリンターだ。手ごろな価格できめ細かなカラー印刷ができるので、はがきや写真の印刷にも向いている。

だがインクの消耗が激しいことから、大量に印刷する場合、ひんぱんにインクカートリッジを交換しなくてはならず、コストと手間がかかるのが短所だ。書類の電子化が進んでも、取引先に紙の書類を送る必要があるなど印刷が必要な機会はまだまだ多い。

こうしたビジネスの実態を反映し、最近注目されているのが、大容量のインクタンクを搭載したインクジェットプリンターだ。プリンター本体の価格とインク代を合わせたトータルコストを抑えられ、インク交換の手間も減らせるため、人気が高まってきた。

エプソンの「EW-M752T」は、「エコタンク」と呼ぶ大容量のタンクにインクを補充して使う製品。実勢価格は4万3000円前後とインクジェットプリンターとしてはやや高額だが、A4判のカラー文書を1枚あたり約2.7~2.9円で印刷できる。同社の一般的なインクジェットプリンターは1枚あたり約12円かかるので、EW-M752Tの方が大幅に印刷コストが安い。

スキャナーを備える複合機タイプなので、紙の書類や写真をスキャンしてパソコンに取り込んだり、単体でコピー機として使ったりすることもできる。古い写真を取り込み、退色を復元して焼き増し(プリント)するといった使い方も可能。無線LANに対応していて、ノートパソコンやスマホ、タブレットなどからケーブルなしで直接印刷できる。スマホで撮影した写真をプリントするのにも便利だ。

キヤノン「G6030」も、大容量のインクタンクを搭載し、インクボトルから補充して使うインクジェットプリンター。同社は「ギガタンク搭載」とうたっている。黒のインクボトルが標準で2本付属するため、購入してすぐに大量の印刷ができる。在宅ワークで仕事用のモノクロ印刷が多い人に向く。

こちらも複合機タイプなので、紙の書類をパソコンに取り込んで電子化することが可能。無線LANと有線LANに対応し、スマホやタブレットからも直接印刷できる。実勢価格は3万9000円前後。

ビジネス向けのインクジェットプリンターでも、大容量インクタンクを搭載した製品が増えている。エプソン「EW-M5610FT」は、ポスター作製などで使われる「A3ノビ」サイズの印刷に対応した製品で、A3判やB4判のPOP、教材、カタログなどの作製にも使える。A3ノビ対応プリンターとしてはコンパクトで設置しやすい。実勢価格は7万6000円前後だ。

ブラザー工業「DCP-J988N」は、大容量の交換式インクカートリッジと、内部のサブタンクを組み合わせて使うユニークな製品。カートリッジからサブタンクにインクを一定量注入する仕組みを備え、カートリッジが空になってもサブタンクにあるインクで約200枚印刷できる。

その間に新しいカートリッジを購入すればよく、急なインク切れで困らない仕掛けになっている。スキャナーやコピー機としても利用できる複合機タイプで、無線LANと有線LANに対応。実勢価格は3万2000円前後。

ちなみにプリンターメーカー各社は、プリントの楽しみを広げるさまざまなコンテンツをウェブサイトで公開している。ペーパークラフトやグリーティングカードなどのデータをダウンロードできるほか、オリジナル名刺やフォトブックを印刷できるスマホ用アプリなども入手できる。自宅で過ごす時間を楽しく盛り上げるのにも役立つはずだ。

(ライター 日経PC21湯浅 英夫)

[2020年8月1日付 日本経済新聞夕刊]

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