岡田健史 初めてに挑戦する僕の強みは「知らない」岡田健史インタビュー(上)

日経エンタテインメント!

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2018年のドラマ『中学聖日記』で鮮烈デビューを果たした岡田健史。その後も注目作への起用が続き、今年は3本の連続ドラマと5本の映画が公開予定だ。21歳になった大型新人が経験した転機と見据える未来について、ロングインタビューで語ってくれた。上下の2回に分けてお届けする。

1999年5月12日生まれ、福岡県出身。高校演劇で初舞台を踏み、2018年の連続ドラマ『中学聖日記』でデビュー。ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞などを受賞。19年はファースト写真集『鼓動』がヒット。20年は3本のドラマと5本の映画が公開予定(写真:アライテツヤ)

18年10月期の連続ドラマ『中学聖日記』で、500人を超えるオーディションを勝ち抜いて俳優デビューした岡田健史。有村架純演じる主人公の相手役(黒岩晶)への抜てきと熱演が大きな話題となり、放送終了後に開設したインスタグラムのフォロワーは1日で40万人超え。一躍“時の人”となった。

19年に入ると、『フォローされたら終わり』(AbemaTV)など2本のドラマに主演し、『ドクターX~外科医・大門未知子~』にもゲスト出演。年末には、JR東日本の名物CM「JR SKISKI」に起用され、浜辺美波との共演で耳目を集めた。

今年3月には、遊川和彦監督の『弥生、三月-君を愛した30年-』でスクリーンデビュー。5月には配信ドラマ『いとしのニーナ』(FOD)に主演し、6月からはTBSドラマ『MIU404』に出演して綾野剛や星野源と渡り合うなど、破竹の勢いを見せている。

そして7月17日からスタートした主演ドラマが、『大江戸もののけ物語』(NHK BSプレミアム)だ。『帝都物語』で知られる荒俣宏が妖怪監修を務め、ドラマ『鼠、江戸を疾る』(14年、16年)や映画『愛唄-約束のナクヒト-』(19年)などを手掛けた川村泰祐監督が演出する、妖怪ファンタジー時代劇となる。岡田は、勾玉(まがたま)に触れたことから妖怪が見えるようになる侍・新海一馬役で、初の時代劇に挑んでいる。

「めちゃくちゃ好きなんですよ、時代劇。幼い頃から戦国モノのゲームをやってましたし、いつかは武将役を魅力的に演じてみたいっていう思いもありますし。だから、この作品の企画が来たときは、喜びが大きかったです。しかも僕の母親が妖怪好きで、『ゲゲゲの鬼太郎』のマンガやグッズが家にたくさんあったので、昔から妖怪のことを信じてて(笑)。現れたときはビビリながらも、次の日からは普通に妖怪に話しかけちゃう一馬のことも、すんなり受け入れることができました。

脚本を読んで感じたのは、一馬は強い人間だなって。気弱な面もあるけど、人をこんなにも信じられて、愛せるって、すごいこと。子どもたちはもちろん、男尊女卑がまかり通っていた時代に女性にも優しくて、周りの人がトラブルに巻き込まれたら、まるで自分のことのように一生懸命立ち向かっていく。そういう一馬の強さを自分のものにして、5話まで演じていきたいと思いました」

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役をどれだけ魅力的に広げられるか
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