「Aspire 3(A315-34-F14U/K)」(日本エイサー)● CPU:セレロンN4000(1.1GHz )●メモリー:4GB ●ストレージ:256GB SSD( PCIe )●光学ドライブ:なし●ディスプレイ:15.6型(1920×1080ドット)●オフィス:なし●実売価格:4万8000円前後
メーカーの直販サイトや量販店の店頭で見かける10万円を切る激安ノートパソコン。なかには5万円以下の製品もあり、そのあまりの安さに、思わず買おうか迷った人も多いのではないでしょうか。そこで、日経PC21編集部が10万円以下のノートパソコンの実力を検証、価格帯やタイプ別に紹介する。自分の使い方に合った、お買い得マシンを見つけてほしい。今日は激安15型スタンダードPCから予算が4万~5万円前後の製品を紹介する。
激安4万円台から! 低価格でも実用的なモデルを探す
5万円前後でも実用的な製品を入手することは可能だ。この価格帯ではセレロンなどの廉価版のCPU(中央演算処理装置)を搭載する製品が多いが、ワードやエクセルなどのビジネスアプリの使用がメインであれば十分使える。
セレロンを搭載したパソコンでは、日本エイサーの「アスパイア3」に注目したい。CPU以外では最もパソコンの性能を左右するストレージに高速なPCIe接続のSSDを搭載するなど、実用性を重視した仕様が魅力だ。実際、ベンチマークのスコアもワードやエクセルを使用するには十分なものだった。
キーボードもパソコンの快適性を左右する重要なポイントだが、標準的なキー配列で、キーピッチは約19ミリと広く打ちやすい。USBなどの端子類も必要なものは、最低限そろっている。
使い勝手という面ではタッチパッドも良好。低価格パソコンでは反応がいまひとつのものも多いが、本機のタッチパッドは反応が良く、2本の指を使って画面を拡大するというようなジェスチャー操作も快適だ。このほか目に優しい液晶パネルや180度開くディスプレーなど、実用面で注目すべき点は多い。