かき・牛・しろえび…レトルトで楽しむご当地カレー

全国で3000種類 アレンジも魅力

自宅で食事する機会が増え、手軽に食べられるレトルトカレーの人気が高まっている。マーケティング支援のトゥルーデータ(東京・港)によると、食品スーパーでの2020年2~6月の調理済みカレー(レトルトカレー)の購買金額は前年同期に比べ約18%増えた。なかでも3月は、前年同月比3割以上の伸びだった。

「ご当地レトルトカレーは全国で3000種類ほどある」。カレー総合研究所(東京・渋谷)の井上岳久代表はこう話す。地場の食材を使ったり、地域の有名店の味をレトルトにしたり、町おこしのために商品開発したりと、00年ころから増えてきたそう。最近はルーだけをパッケージ化した「ご当地ルー」も多く登場しているという。

ごはんに一手間加えてよりぜいたくな一品にも。4位の「しろえびカレー」は「バターライスと合わせたら味が引き立つ」(料理研究家の野口英世さん)。カレーの食材とリンクさせるのもコツで、8位の「比内地鶏カレー」なら「チキンスープで炊いたごはんを合わせるのがおすすめ」だそう。

■ランキングの見方 数字は専門家の評価を点数化。商品名、販売者(都道府県名)。(1)1箱または1袋の税込み価格の目安(内容量)(2)販売サイトのURL。写真は三浦秀行撮影、スタイリングは島本美由紀。

■調査の方法 その地域ならではの特産品を用い、取り寄せのできるご当地レトルトカレーを、専門家への取材をもとに22商品選出。専門家が試食し、味、その地域らしさ、価格の3つの観点で順位をつけ、編集部で集計した。

■今週の専門家 ▽新井一平(6curry CurryProducer)▽飯塚敦(カレーライター)▽一条もんこ(スパイス料理研究家)▽井上岳久(カレー総合研究所代表)▽猪俣早苗(カレーランド代表)▽金谷拓磨(地カレー家店長)▽斉藤太一(エース・商品統括事業部)▽スパイシー丸山(カレー研究家)▽坪井元(成城石井・商品本部)▽野口英世(料理研究家)▽八巻宏(カレースタジアム代表)=敬称略、五十音順

(井土聡子)

[NIKKEIプラス1 2020年8月1日付]


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