靴のエイジングを楽しむ 五輪メダリスト・松田丈志氏アクアテラ社長 松田丈志氏(下)

IT活用、アスリートにも変化

「国際競技力のレベルアップを目的として、ナショナルトレーニングセンターが設立されたことは大きな意味がありました。ここで競技の枠を越えたコーチや選手の交流が生まれ、情報の共有が進みました。そうしたシナジー効果で日本のトップアスリートが強くなりました。今後はその情報やスキルを地方に広げていきたいですね」

「多くの連盟を束ねる組織が1つになってもいい。競技間を超えた連携が大事です」

――IT(情報技術)はスポーツ市場にどんな変化をもたらしていますか。

「コロナショックを機に、スポーツ界が一斉にオンラインに目を向けました。いまウチが取り組んでいるのは、インフルエンサーが登場するトレーニングアプリ開発です。利用者がYouTubeの動画を見ながらトレーニングして、それをスコアリングできるような仕組みを考えています。あとはスポーツとは縁遠いと思われてきたオタクの人とスポーツをアニメやVRを使って結びつけたいです」

――ITで選手生活も大きく変わったのでは。

「そこはジェネレーションギャップを感じます。僕は子供のころ水泳オタクで、1998年にオーストラリアのパースで開かれた世界水泳選手権の録画テープを擦り切れるほど見たんです。今は検索で一発。最新の練習方法といった情報もすぐ手に入る。以前、池江(璃花子)選手に、泳ぎが崩れたらどうするの? と聞いたら、『自分が調子のいい時の動画をアイフォーンで見て、それで戻します』という答えが返ってきました」

トライアスロンのさまざまなデータが入っているスマートウオッチ

――最近はどのくらい泳いでいますか。

「時間がとれる時は週に2、3回は泳ぎにいきますが、1カ月以上泳がないこともあります。トライアスロンをやっていて、試合に合わせて体をつくります。自宅で本番用の自転車をローラー台の上でこいでいます。記録用にスマートウオッチを活用しています。ランニングや自転車、歩数がすべて記録できて便利ですから」

(聞き手はMen's Fashion編集長 松本和佳)


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