コロナ禍で機運高まる資産運用 始める前の注意点3ついまさら聞けない大人のマネーレッスン

2020/8/3

資産運用の大原則3  「仕組みが分からない商品は買わない」

3つめは、仕組みが分からない商品には、お金を出さないこと。世の中にはさまざまな金融商品がありますが、おすすめできるものばかりではありません。また、複雑な仕組みの商品が増えていますが、こうした商品が優れているとも限りません(むしろシンプルな商品の方がよいと私は考えています)。

たとえ人気商品だとうたわれていても、自分でしっかり調べても納得ができない商品には、お金を出さないようにしましょう。

世界全体に投資するには「投資信託」が便利

では、この原則をふまえたうえで、どう資産運用すべきか。

年齢、運用期間、余裕資金、許容できるリスク……などによって、運用方法は人それぞれ異なりますが、多くの人におすすめできるのが「投資信託で世界全体に少しずつ投資する」という方法です。

一つずつ説明していきましょう。

「投資信託」は、以下の図のように、個人から少しずつお金を集め、まとまった資金にして合同で運用する商品のこと。「ファンド」と呼ぶこともあります。

投資信託の投資先には、国内の株式をはじめ、先進国や新興国を含む外国の株式、国内外の債券、不動産投資信託(REIT)などがあります。少ない金額でも、さまざまな企業に投資ができるのが、投資信託の大きなメリットです。

次に、投資先について考えてみましょう。

成長が見込まれる国や企業を自分で調べて、投資をする。そういった方法もよいのですが、多くの手間や時間がかかるうえ、将来の予測は難しいのが現状です。そこで、投資信託を利用して、世界全体の株式に投資する、という方法があります。

世界中の企業は利潤を追求しており、各国の政府もそれを後押しする努力をしています。これまでの歴史を振り返れば、世界恐慌やリーマン・ショックのように一時的に停滞することはあっても、着実に経済成長を遂げてきました。今後、世界の人口も増加すると予測されています。

よって、長い時間をかけて、少しずつ世界全体に投資をすれば、利益を得られる可能性は高いと考えられます。

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