100円ショップで失敗しない 賢い利用法とは?

品ぞろえ豊富な100円ショップを賢く使おう(写真はイメージ=PIXTA)
品ぞろえ豊富な100円ショップを賢く使おう(写真はイメージ=PIXTA)

昭和の終わり頃だったでしょうか、100円ショップというのを見かけるようになったのは。当時はファイルケースやキッチンの収納に使うようなプラスチック製のカゴ程度の品ぞろえでした。時代は平成、令和と流れ今や100円ショップでは日用雑貨や食料品、アウトドアグッズ、コスメなど、買えないものはないのではないかというほどの品ぞろえになっています。

そうは言っても、一般的なスーパーやホームセンター、ドラッグストアも存在しているわけで、そのような中で100円ショップをどのように利用していけばよいのか、今回は100円ショップの特徴をご紹介しながら賢い100円ショップの利用法についてご紹介します。

100円ショップで買ったほうがよいもの

まずは100円ショップのおすすめ品をご紹介します。

・便利グッズ

近年の100円ショップの特徴とも言えるのが、かゆい所に手が届く便利グッズの宝庫であること。暮らしの中で何かに不便を感じたら、まずは100円ショップで探してみましょう。そのお悩みをピンポイントで解消してくれるグッズが見つかるはず。例えば水筒の蓋の外しづらいパッキンを簡単に外せるつまみと細かい部分に入るブラシがセットになった便利グッズ(写真)などは、1つあるだけでかなり便利になります。

・季節を演出するグッズ

お正月やクリスマス、ハロウィーンの飾り物など季節を感じるグッズも豊富にあります。飾り物だけでなくランチョンマットやラッピンググッズなどは種類も多く、短期間しか使わないものなので100円ショップで買うのがおすすめです。

ハロウィーングッズなど、季節商品は100円ショップで(写真はイメージ=PIXTA)

・容量が少ないことがプラスになる品

100円だから割高になる商品があります。例えば調味料や瞬間接着剤なども容量で割ると割高と言えるでしょう。しかし、マヨネーズやケチャップなど「開封してからどれくらいの日数で使いきればいいか」とメーカーに聞くと、多くの場合「2~3週間で」という返事がきます。やはりおいしくいただくには開封してから早めに使い切るのがよいのでしょう。そういう意味では多少割高でも、量が少ない100円ショップの商品がおすすめです。

また瞬間接着剤はあまり頻繁に使うものではないので、1度使ってから次に使おうとするときに蓋が固まってしまい使えなかったということはありませんか? このような商品も100円ショップで買ったほうが結果的におトクな商品ということになります。

・他店で高いスナック菓子やペットボトル飲料

スナック菓子やペットボトル飲料など同じ商品でもコンビニエンスストアで買うと130円や140円するのに、100円ショップでは100円で売っているというものがあります。1回2回のことならばあまり差が出ませんが、ペットボトル飲料など頻繁に買うような商品ならば100円ショップでまとめ買いしておくことをおすすめします。

・使いきりがよいもの

トイレ掃除用品など、衛生面を考えると1回ごとの使いきりがよいものなどは100円ショップがおすすめです。また大掃除のときにしか使わないようなもので、1度使うとかなり汚れてしまい元の状態にするまで洗うのにかなりの時間を要するものなどは100円で買って使いきりにしたほうが手間がかからず、結果的に家事の時短にもつながります。

温水洗浄機付きトイレのシャワーノズルを掃除するブラシ。100円ショップで買えば使い切りにできるので便利(筆者提供)

100円ショップで買うのは少し考えたほうがよいもの

100円という低価格で商品を販売するにはそれなりの企業努力や商品を作る過程での理由があります。その理由によっては買う前に少し考えたほうがよい商品があるのも事実です。

・形や色をそろえたい収納用具

ファイルや収納ケースなど、形や色をそろえたいものは100円ショップで買う前に考えたほうがよいでしょう。100円ショップは商品を作る際に、そのとき一番安く作ってくれるメーカーに発注するケースが多くあります。そのため、メーカーが変われば形や色が違ってくることもあるわけです。

形や色をそろえたい収納ボックスなどは長期間品ぞろえが変わらない店がベター(写真はイメージ=PIXTA)

長期間にわたって形や色をそろえたいものは、少し高くても100円ショップ以外の長期デザインが変わらない店で購入するか、将来を見越して少し多めに買っておくなどの対応が必要です。

・壊れやすい部品や劣化する箇所があるもの

ゴムが含まれているような製品や、ちょうつがいなど壊れやすい箇所がある商品は避けたほうが無難かもしれません。そこはやはりお値段なりというのが否めない点でもあります。

長期利用する予定でない場合は、もちろん100円ショップもおすすめです。

たかが100円、されど100円。100円ショップの特徴を理解して、暮らしの中で上手に活用していきたいですね。

矢野 きくの(やの・きくの)
家事アドバイザー・節約アドバイザー。明治大学卒。女性専門のキャリアコンサルタントを経て現職に。家事の効率化、家庭の省エネなどを専門にテレビ、雑誌、講演などで活動。著書:「シンプルライフの節約リスト」(講談社)他 オフィシャルサイト https://yanokikuno.jp
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