Men's Fashion

テレワーク時代に オンオフ分けない「新・生活服」

How to

2020.7.22

MEN'S EX

テレワークに代表される新しい生活様式が求められる今、オンとオフを区別しない「WORK LIFE MIX」の概念が広がり始めている。となれば、日々の装いにも従来とは違う考え方が必要だ。今、M.E.が考える“新しい生活洋服”をご提案しよう。




ジャケット6万8000円/ラルディーニ(ラルディーニ 東京店) Tシャツ8800円/スローン(スローン) パンツ1万9000円/ジャーニーマン(ストラスブルゴ) 靴4万4000/C.QP(ビームス 六本木ヒルズ)

Step(1)品格と快適の着地点はここにある

何よりもまず、“知的なニットJK”を手に入れる

テレワークが中心となる “新しい生活洋服”の主役として本誌が提案するのが上質なニットジャケットだ。カーディガン同様のノンストレスな着心地は言うまでもないが、その寛ぎ感ゆえ“自宅で仕事服を着ている違和感”がないのがポイント。それでいてWEB会議の際には、ラペルのドレス感によって節度ある印象に映る。仕事が終わったら、そのまま食事や買い物に出かけても不自然さ皆無。まさにWORK LIFE MIXを体現する服、と言えよう。

991(キューキューイチ)

昨今は様々な素材によるニットジャケットが発売されているが、夏に涼しく着られることに主眼を置くなら、このようなリネン主体のものがおすすめ。シャリっとした肌触りで通気性にも優れるため、汗ばむ季節の外出にも快適だ。 5万2000円(グジ 東京店)

LARDINI(ラルディーニ)

柔らかい肌触りを求めるなら、綿100%のものも心地いい。こちらはベージュとオフ白の糸を用いてミドルゲージに編んだ生地による、立体的な表情が魅力。ラウンドした裾がジャケット感を高めている。上のモデル着用はこちら。 6万8000円(ラルディーニ 東京店)

CRUCIANI(クルチアーニ)

「ミラノリブ」と呼ばれるハイゲージのリブ編み素材によるジャケットはクルチアーニの定番。しっかり目が詰んでいるためハリ感があり、ニット地ながらテーラードJKのような品格を備える。素材はコットン100%。 12万5000円(ストラスブルゴ)