powered by 大人のレストランガイド

うま味豊富な逸品「共水うなぎ」を味わう 東京・目白

2020/7/20
筋肉質でうま味の強いブランドウナギ「共水うなぎ」は整った生育環境が必要なので流通量が非常に少ない
筋肉質でうま味の強いブランドウナギ「共水うなぎ」は整った生育環境が必要なので流通量が非常に少ない

「共水うなぎ」をご存じだろうか。静岡県焼津市で養殖される国産ブランドウナギである。生産量が少なく、味わえる店は全国でも少ないため「幻のウナギ」の異名をもつ。養殖のウナギは通常1年前後で出荷されるが、共水うなぎは1年半ほどかけて大切に飼育される。自然な環境に近い水質や温度を作り出すことでストレスをなくし、天然に近い生育状態になるように育てられたウナギだ。

この共水うなぎを常時扱っているという貴重な1軒が、東京・目白で2018年7月にオープンした「目白 ぞろ芽」。共水うなぎに魅せられた岡田芳昭さんが開業した店だ。

Summary
1.この道25年、ウナギを知り尽くした職人が独立開業
2.全国約40軒にしか流通しない幻の「共水うなぎ」が堪能できる
3.共水うなぎ以外も国産ウナギのみ厳選使用。ウナギ居酒屋としてもお薦め

岡田さんは東京・神楽坂のウナギ店「かぐら坂 志満金(しまきん)」にて25年ほどウナギ職人として腕を磨いた。

「共水うなぎを初めて食べた時、身が筋肉質でうま味の強いおいしさに感銘を受けました。知人の紹介で生産者さんに会いに行きましたが、生産量も限られていたため一見(いちげん)では仕入れさせてくれない。そこで1年半弱通い、どうしても共水うなぎを使いたいという熱意を理解していただいたので、お店を開くことができたのです」と岡田さんは言う。

店はJR山手線・目白駅から徒歩1分と好立地。一人で気軽に利用できるカウンター席を中心に、テーブル席、接待やファミリーも利用できる小上がり席までをそろえる。

清潔感のある白木のカウンター席はかぶりつき席。目の前で岡田さんの焼き技を見られるほか、香ばしく焼き上げられる香りや音まで楽しめる特等席だ。

共水うなぎは注文ごとにさばいて調理するので提供まで30~40分かかる

共水うなぎは注文ごとにさばき、串打ちしてからまず白焼き(しらやき・たれなどを付けずにじか火焼きすること)に。そこから蒸して軟らかくし、たれをつけながら焼き上げるため、提供に30~40分を要する。この蒸してから焼くスタイルは伝統的な関東風の焼き方だ。

メールマガジン登録
大人のレストランガイド
ラーメン・レシピ・コンテスト
注目記事
メールマガジン登録
大人のレストランガイド
ラーメン・レシピ・コンテスト