Men's Fashion

自転車通勤の気分あがる 優れものバックパック・小物

How to

2020.7.9

コロナ禍でテレワークが定着して以降、オフィスワークに戻っても満員電車を避けたいと、自転車通勤に切り替える人が増えているようです。体にも環境にもよい自転車通勤は、心身をリフレッシュさせることもでき、経済的なメリットもあります。快適な自転車通勤をめざすなら、小物も一新したいもの。近年よく読まれた、自転車ライフで気分があがるバックパックや小道具選びに役立つ記事を、まとめてお届けします。




「文具会社」のバックパック、パソコン対応で人気

伊モレスキンといえばスタイリッシュなノートでおなじみのブランドですが、手ごろなバッグを数多くそろえていることはあまり知られていません。2011年からバッグの展開をスタートし、モバイル端末を持ち運ぶことを前提にして、出し入れのしやすさ、軽さなどを重視した機能的なバックパックを出したところ、若手ビジネスパーソンから人気に火が付きました。モスグリーン、ネイビーといったシックなカラーとシンプルなデザインは装いを邪魔しません。

売れ筋は底がしっかりして自立する形状のバックパックコレクション。パソコンなら15インチまで入る収納力で、自転車通勤はもちろん、旅にも出張にもぴったり。このほかにも、USBケーブルなど社内で持ち歩く小物一式をいれるオーガナイザー、旅行用の携帯バッグなど、用途別に使いやすいバッグがそろいます。

人気のバックパックをコレクション化。バックパックコレクションは2万円前後とてごろ。自立する形が好評

メトロコレクションの新色はモスグリーン。女性にも人気のバッグだ(左)税別13600円 (右)税別12400円

手帳やモバイルが納めやすい構造。開口部が広く取り出しやすい


【記事はこちら】伊モレスキンの新作バッグ モバイル仕様を深化

革の品格、ナイロンの機能性

働き方に変化の波が到来して、仕事の装いもニューノーマルになったいま、バッグでもリラックスした感じを求める人が増えています。ただ、ナイロンの軽いものやスポーツ色が強いものはどこまで許されるのか、と悩む人も多いことでしょう。ビジネスの場にふさわしい、適度にカジュアル感が出せるバッグパック選びを考えてみましょう。

たとえば優雅なニットジャケットといった、シックな装いと合わせるならば、単色のレザーを選択しましょう。トゥミやマイケル・コースメンズなどからおすすめを紹介。最近注目が高まっているナイロン素材のセットアップに持つなら、機能的でアクティブなバックパックを。ディスパッチ、ブリーフィングなどでもぴったりの商品が見つかりそうです。

MICHAEL KORS MENS/マイケル・コース メンズ

TUMI/トゥミ


DSPTCH/ディスパッチ

BRIEFING/ブリーフィング


【記事はこちら】レザー&ナイロン 品格保つバックパックはこう選ぶ

若者に人気のサコッシュ、大人が持つなら…

夏フェスなどで広がった、カジュアルで小型のバッグ「サコッシュ」は男性にも女性にもトレンドアイテムとして定着しました。サコッシュとはもとは自転車競技の補給用バッグのことですから、一般に広がってもスポーツテイストが強く、実用的なアイテムが多いのです。ただ、品ぞろえが豊富な今、大人が持つならばデザインや素材にこだわり、チープに見えないレザー製を選んでみてはいかがでしょうか。

ファッションアプリ「FACY(フェイシー)」によると、サコッシュの色ではベーシックカラーであるモノトーンを求める人が多いといいます。また、防水性や耐久性といった機能へのニーズも高いようです。

ベルリンのバッグブランドbagjackにWISLOMが別注をかけた一品。引き裂き強度の高いリップストップ生地を採用しているため、きゃしゃな見た目に反した頑丈な作り。この企画のためだけに作成したオリジナルパーツも見どころ(WISLOM×bagjack 別注サコッシュ \15,120税込み)

軽量かつ防水と、機能性にたけたX-PAC素材を使った一品。メッシュポケットとファスナーポケットを設けた実用的なデザインも魅力的。アウトドアシーンで大助かり(BURLAP OUTFITTER / X-PAC SACOCHE \7,344税込み)


【記事はこちら】大人のサコッシュ お薦めはチープに見えないレザー製

ビジネスシーンには「ハンサム」なバッグを

両手を自由に使えるバックパックは、自転車通勤ならずとも便利なもの。そうした便利さを持ち合わせながら、ビジネスシーンで使うにふさわしい、上質な革製バックパックが続々と登場しています。きちんとした品格を持つ「ハンサム」なバッグを見つけましょう。おなじみのブランドにもおすすめの商品があります。