「どこか違う」と思わせるポロ 和紙素材、台襟付き…

クールビズで「襟付き」を求める会社では、ポロシャツの出番が多くなりそう
クールビズで「襟付き」を求める会社では、ポロシャツの出番が多くなりそう

自分が探しているファッションアイテムについての質問を投稿すると、登録された全国のショップから回答が寄せられるファッションアプリ「FACY(フェイシー)」。提供元のファッション系ベンチャー、スタイラー(東京・渋谷)が、月間100万人を数える利用者からの投稿内容を分析、次のトレンドを読み解く。




メンズ向けの「FACY MAN」の投稿件数が一番多かったのは「Tシャツ・カットソー」のカテゴリーだった。

カットソーの中でも、近年夏のビジネスウエアとしての注目が高まっているのがポロシャツだ。カジュアルなアイテムながら、襟付きシャツのかっちり感も併せ持っている。年々ビジネスシーンはカジュアル化が進んでいるため、以前より取り入れやすいアイテムと言えるだろう。

ただ、どれも似たような印象になりやすく、選び方は意外に難しい。大人であれば、目立つロゴなどに頼らず、素材やディテールに工夫を凝らした一着を選びたいところだ。今回はFACYに登録する各店が薦めるポロシャツを紹介する。

素肌に着られるニットポロ ほかとは違う品の良さ

「ポロシャツはリラックス感がありつつも、手抜きに見えないアイテム。私自身、夏は商談の際によく着ています」

そう語るのは、東京都目黒区の東急電鉄中目黒駅近くにある「Coper(コペル)」の店主、張ケ谷鉄平氏だ。同店で数多くの型を展開しているブランド、Manual alphabet(マニュアルアルファベット)のニットポロを紹介してくれた。

ブランド名は「点字」を意味し、直接手にとって質の良さを確かめてほしいという思いが込められている。短い繊維を取り除き、長さの均一性を高めた高級綿「コーマ糸」にリネンをブレンドした生地を使用。 Manual alphabet / MA-K-013 ALL TIME KNIT SS POLO 1万6500円(税込み)

「使い勝手のいいシンプルなデザインがそろうブランドです。元々はシャツをメインで手がけていたこともあり、仕立てへのこだわりが感じられます。このポロシャツもリラックス感のあるシルエットが絶妙ですね」と語る。

リネンとコットンを薄手のセーターのように編み立てた生地を用いているのも、オーソドックスなポロシャツとは一線を画す理由だ。

全4色展開。こちらは柔らかな色味が魅力のベージュ

「目の詰まったニット地には、鹿の子素材とはまた違った品の良さがあります。ビジネス用はもちろん、上品なオフスタイルにもぴったりです。通気性が高く、肌触りも滑らか。ぜひ素肌に直接着て、素材のクオリティーを実感してほしいですね」

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シルクのような高級感 「台襟」付きでドレッシーに
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