上司への成果報告は、「プロセスの分析」も添える

近年は目標管理制度(MBO)を導入している企業も多いと思います。私が若手だった時代も、半期ごとに上司と面談し、目標達成度の振り返りを行っていました。このとき私は、成果を報告するだけでなく、「なぜこの成果につながったのか」のプロセスの分析・報告を人一倍細かく行っていました。

目標は達成していましたが、「たまたま運がよかった」ではなく、自分がどんな工夫や行動を心がけたかをしっかりアウトプットしたのです。上司も細かく行動を把握できているわけではありません。部のメンバーと相対評価する際には、プロセスデータが説得力を持ちます。そのことが、結果として評価アップにつながったと感じています。

多くの人は目標数字をクリアすれば、「これで評価される」と安心し、結果報告のみになってしまっているのではないでしょうか。そこで一歩踏み込んでプロセスの分析を行い、再現できる状態にすることで、場当たり的な仕事や自転車操業にならない「ノウハウ」となると感じます。

「ここぞ」というタイミングでアクセルを踏み込む

評価・信頼を得るためには、当然、担当業務でしっかり成果を挙げることが重要です。しかし、常に成果を挙げ続けるのは大変です。そこで、ここぞというタイミングを見極めることが大切です。「この案件で成果を挙げれば、1つグレードが上がる」――そういうチャンスが訪れたとき、ぐっとアクセルを踏み込むのです。

他部署の「社員向け調査」に率先して協力

会社組織には、担当業務とは別の「役割」が発生するものです。例えば、人事制度を刷新したり、社内システムを改善したりする場合、そのユーザーである社員にヒアリングを行って意見を集めたりしますね。そうした機会があれば、私は率先して協力していました。

それによって依頼元の部署の担当者に喜んでもらい、信頼関係を築いたのです。

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