
なかでも最もスコアを伸ばしたのは、杏で5.9ポイントアップ。出産を経て、19年に『偽装不倫』で4年ぶりに連ドラ主演で女優業に復帰した。私生活でも世間の耳目を集めたが、仕事と育児を両立させる姿に20代以上の女性からの支持が高い。
本田は19年『ゆうべはお楽しみでしたね』『チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~』に主演、『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』でもヒロイン役を務め、映画では『空母いぶき』『新聞記者』に出演。YouTubeチャンネル「ほんだのばいく」も登録者数200万人を突破し、広い層でパワースコアを伸ばした。
小池はこの1年、ドラマ『俺の話は長い』、映画『記憶にございません!』『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』などでコメディエンヌとしての評価を高めた。木村は、主演を務めた『あなたには渡さない』『後妻業』でのひと癖あるエネルギッシュな女性役で強い印象を残している。
吉高がこの1年で最も高いスコアを示したのは、19年5月期(35.7ポイント)。ドラマ『わたし、定時で帰ります。』の放送時だ。働く女性なら誰も経験する「あるある」を演じ、同性の共感を集めた。
20ランクアップと大幅に伸びた上野は、13年ぶりに月9枠の主演を務めた『監察医 朝顔』と、高視聴率を記録した『テセウスの船』の2作への出演が効いている。