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エン・ジャパンの菅野早悠里さんは完全リモートでの転職を体験した

エン・ジャパンの菅野早悠里さんは完全リモートでの転職を体験した

コロナ禍は転職のありようも様変わりさせた。最終面接まですべてリモートで完結するのは、もはや当たり前の手順。転職後もしばらくリモートワークで「新入社員」として働くケースが増えている。完全リモート環境で転職したばかりという、エン・ジャパン エンゲージ事業部の菅野早悠里さん(28)に、転職活動の感想や入社後の人間関係づくりについて聞いた。

――今回の転職のきっかけを教えてください。

「出身が山形県南陽市で、実家はサクランボ農家。土仕事の好きな私がゆくゆくは家業を継ぐつもりで、そのためのスキルを磨きたいと思いました。東京に来て、果物、おコメなど食べ物が何でもおいしい故郷のよさに初めて気づきましたが、十分に発信しきれていない現状にもどかしさを覚えました。たとえば、サクランボについても、育てていく過程を随時、交流サイト(SNS)で配信して、よその農家と差別化するなど、いろいろ試す余地はあると思っています」

「前職の飲食店運営会社では、東北各地の料理を提供する飲食店の接客に携わり、東北の魅力について学びました。次の会社ではいかに商品・サービスを効果的に提案するかについて勉強したいと思っていました。エン・ジャパンはこれまで私にとって全く経験がなかったインサイドセールス(ウェブや電話を使った内勤型の営業)に力を入れており、新たなスキルが習得できると考えました」

――転職活動をいつから始め、どのようなスケジュールで内定に至ったかを教えてください。

「2020年2月ごろから転職情報サイトを見るようになり、3月から応募を始めました。3月末から5社の面接を受けました。エン・ジャパンは選考スピードが速く、他社に先駆けて4月には内定が出ました。面接は2回で、どちらもウェブ面接でした。1次面接は人事部が対応。2次で話したのは、入社した場合の配属先となる部署の人です」

「ウェブ面接でも顔を見ながら話すことはできます。ただ、微妙なニュアンスが伝わりにくいという不安は感じました。自分が言いたいことを伝えきれるかとも心配しました。でも、最終面接の前に、女性の営業職の人と電話で話すことができて、社内の雰囲気や仕事への理解が深まり、不安は薄れていきました」

「ウェブや電話を通じてではありましたが、社員の人と話すなかで感じた社風にひかれました。前職の飲食店でアルバイトの育成に携わったことをきっかけに、『人』への興味が高まっていたので、人材サービス会社であるエン・ジャパンへの入社を決めました」

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