東大・京大ランキングでは目立たなかった学校が1位

実際に国公立大学医学部合格者数高校別ランキング(2016~2020年の5年間平均)を見てみよう(防衛医大合格者数は含んでいない)。

2位以下を大きく引き離す圧倒的1位は愛知県の東海。愛知県という土地柄、生徒の進学先は東向きと西向きに分かれてしまう。そのため東大ランキングでは21位、京大ランキングでは13位とさほど目立たず、全国区では意外にその名を知られていないが、実は関東の開成や関西のに匹敵する中部地方の超進学校なのである。

2位の灘は東大にも国公立大学医学部にも強い。3位の洛南は京大と国公立大学医学部に強い。4位ラ・サールは近年医学部志向が強まったために東大ランキングではやや目立たないだけである。同じく九州勢からは東大にも多くの合格者を出す久留米大附設が5位につけている。

関東勢からトップ10に入っているのは、6位の開成のみ。20位までを見渡しても18位の桜蔭だけである。国公立大学医学部合格者数ランキングにおいて関東勢が不利なのは前述の通りの理由である。

これまで3回にわたって東大・京大・国公立大学医学部のそれぞれの合格者数ランキングを掲載してきたが、次回はこれら3つの総合ランキングを掲載する。

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新・男子校という選択 (日経プレミア)

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