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東京大学への進学校の顔ぶれも時代によって変化する(東京大学の安田講堂)

東京大学への進学校の顔ぶれも時代によって変化する(東京大学の安田講堂)

東京大学など難関大学への進学状況は受験生の親でなくても気になるところ。今回から特別編として、東大・京都大学・国公立大学医学部・総合の4回に分けて進学校の合格者数ランキングを紹介する。大学通信の協力を得て作成したランキングを、教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏に読み解いてもらった。

特別編(2)京大合格ランキング どうして大阪の公立校が急伸>>

東大合格者数ランキングは複数年の平均で見るべき

本連載「進学校の素顔」は、最難関大学合格者数ランキングで上位にある学校に実際に足を運び、単なる進学校としての魅力以外のちょっと変わった角度から光を当て、その学校の素顔を明らかにしようという企画である。しかし2月末の全国一斉休校要請以降、学校現場に取材には行けない状況が続いている。

そこで今回から4回連続でやや趣旨を変え、最新の最難関大学合格者数ランキングを掲載し、上位校の顔ぶれとそれぞれの魅力をかいつまんで紹介したい。今回は東大のランキング。

まず時代を遡り、1980年代、1990年代、2000年代それぞれの前半5年間の平均のランキングトップ20を掲載する。それぞれの時代にどんな学校がランキング上位にいたのかの傾向がつかめるはずだ。

そのうえで最新のランキングトップ30を掲載する。これも2020年単年のランキングではなく、過去5年間の平均合格者数をランキングにした。東大合格者数には「隔年現象」と呼ばれるような極端な増減が起こりやすいからだ。

「隔年現象」とは、現役生が多数合格した翌年は浪人生の絶対数が減るので合格実績も下がり、その逆もあるという現象だ。複数年の平均値を出せば、それをある程度打ち消すことができるというわけだ。

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