トヨタRAV4 PHV 大容量バッテリーで圧倒的パワー

2020/7/19
「RAV4 PHV」は「RAV4ハイブリッド」に外部からの充電機能を組み合わせただけではなく、動力性能も大幅に高めたモデルとなっている(写真:向後一宏、以下同)
「RAV4 PHV」は「RAV4ハイブリッド」に外部からの充電機能を組み合わせただけではなく、動力性能も大幅に高めたモデルとなっている(写真:向後一宏、以下同)
webCG

グローバルで高い人気を誇るトヨタのミドルサイズSUV「RAV4」に、プラグインハイブリッド車の「RAV4 PHV」が登場。95kmの距離をゼロエミッションで走れるエコロジカルな新モデルは、同時に電動車ならではの“走る楽しさ”も追求した一台となっていた。

システム出力306PS、0-100km/h加速6秒フラット

同一車型にして年間販売台数は約100万台と、ベストセラーとしてトヨタの屋台骨を支えるRAV4に追加されたグレードがトヨタいわくの「PHV」。「プリウス」に次いでのPHEV=プラグインハイブリッド車だ。

ベースとなるのは「RAV4ハイブリッド」だが、フロントモーターは「3NM」から「5NM」へと型式が変更されており、最高出力は182PS(134kW)を発生。RAV4ハイブリッド比で実に1.5倍の出力向上だ。この高出力モーターはEV走行時の主動力となり、空気抵抗の大きいSUVにして100km/hオーバーの高速巡航を可能としている。ちなみに、リアモーターの型式や出力はハイブリッドと同じで「4NM」の54PS(40kW)だ。

この前後モーターと、177PS(130kW)を発生する「A25A-FXS」エンジン(2.5リッター直4自然吸気)の組み合わせからなる駆動システムの総合出力は306PS(225kW)。全開時の0-100km/h加速は6.0秒と、“SUVにしてエコカー”というイメージとはかけ離れたパフォーマンスを誇る。

今回、トヨタはRAV4 PHVを上市するにあたり、単なる環境性能向上のみならず、「電動化ならではのファン・トゥ・ドライブを提供する」という趣旨で臨んでいる。このスペックにはその意が表れているというわけだ。

“エコカー”らしからぬ、赤いステッチが目を引くインテリア。空調には使用時の電力消費を抑えるべく、ヒートポンプエアコンを用いている
パワートレインは「RAV4ハイブリッド」のそれをベースにフロントモーターを大幅に高出力化したもの。高性能なリチウムイオンバッテリーとも相まって、高い動力性能を発揮する
MONO TRENDY連載記事一覧
注目記事
次のページ
容量18.1kWhのバッテリーがかなえる環境性能
MONO TRENDY連載記事一覧