ウィズコロナ就活 後悔しないための3つのポイント通年採用時代の就活のトリセツ(7)

2020/7/3

そこまで、と思うかもしれませんが、オンラインで得られる情報が限られているので、そのあたりの細部まで気を配れるかどうかも、重要な分かれ道なのです。ヘッドセットを購入し、画面からある程度離れて話すのがおすすめです(画面から離れると、なんとなくカメラを見ているような感じで、ちゃんとこちらを向いてしゃべっているように見えます)

変化に直面した時には、迅速に適応できるのか、企業はそのような人を求めています。テレワークになったので、ビジネス・パフォーマンスが落ちるのでは困るのです。むしろ、テクノロジーを駆使して、生産性を高める行動を実践していくことのできる人を探しています。

◆「キャリア資本」を蓄積する日々を過ごそう

これからの就活に必要なことについて、キャリア論の観点からもお話しておきます。これからはあなた自身がキャリアのオーナーシップ(所有権)を持つことが必要です。変化の激しい時代に、一つの組織だけにキャリアを預けるのはリスクになります。どんな変化があっても価値を発揮できるように、「キャリア資本」を蓄積するということが重要になります。

「キャリア資本」とは何か。次の三つの資本から構成されます。

(1)ビジネス資本……スキル、語学、プログラミング、資格、学歴、職歴などの資本
(2)社会関係資本……職場、友人、地域などでの持続的なネットワークによる資本
(3)経済資本……金銭、資産、財産、株式、不動産などの経済的な資本

大学生活ではまだ関係ないということはありません。アルバイトでも授業でも、何事も「キャリア資本」につながると捉えることができます。例えば、先述のオンラインスキルの習得はあなたのビジネス資本を増やすことになります。noteを書くことはビジネス資本を可視化することにもなります。制約のある環境に見えても、キャリア資本を積み上げていく機会は実はたくさんあります。

学生生活を過ごしている間に、戦略的かつ計画的にキャリア資本を蓄積するようにしてください。さあ、行動に移しましょう。

田中研之輔
1976年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程を経て、メルボルン大学、カリフォルニア大学バークレー校で客員研究員をつとめる。2008年に帰国し、法政大学キャリアデザイン学部教授。大学と企業をつなぐ連携プロジェクトを数多く手がける。企業の取締役、社外顧問を14社歴任。著書に『プロティアン―70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術』(日経BP社)など。
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