「外面に目立つポケットやジッパーがないので、どの角度から見てもスマート。バックパックは丸みを帯びた形状のものより、スクエア型の方がスタイリッシュかつフォーマルな印象に見えやすいと思います」

シンプルな見た目の多機能リュック 幅広い世代に人気

「ADAM ET ROPE'(アダムエロペ)」渋谷PARCO店の神原啓助氏は、FADEN TOKYO(ファーデントウキョウ)のリュックを紹介してくれた。シンプルなデザインに見えるが、他のブランドにはない多くの機能を備えた一品だという。

「注目してほしいのは、底の部分に配置された靴用のポケットですね。本来であれば全ての荷物を取り出さないといけないところ、ワンアクションで靴を取り出せます。仕事終わりにジムへ通っている方や、出張が多い方に支持していただいているディテールです」

「ファッションに使える多機能バッグ」をテーマに掲げる国産ブランドの一品。防水性の高い生地に加え、止水仕様のファスナーを採用。背面ポケットは熱伝導率が高く、保冷剤やカイロを入れることも可能。容量は29リットル。FADEN TOKYO / HIGH SPEC BACKPACK 「020_Reed」2万1780円 (税込み)

オフィス街と若者向けのセレクトショップが混在する渋谷という土地柄、ビジネスマン以外の層にも人気を集めているそうだ。

「カメラの三脚やスケートボードを固定できるコードや、ヘッドホンを引っ掛けられるホルダーが配置されているので、学生の方にも人気です。他にも、ケーブルのいらない無接点の充電器に対応したポケットなど、ユニークな機能がたくさん搭載されています。それでいて、2万円を少し超える程度に抑えた価格もポイントですね」

底の部分には靴用のポケットがある
ヘッドホンのホルダーもついている

自転車通勤のビジネスマンに スーツにもなじむデザイン

緊急事態宣言の解除後、電車通勤における感染リスクを懸念し、自転車通勤を奨励する企業も増えている。FACYに寄せられた投稿にも「自転車通勤にぴったりなリュック」を探す声が見られた。

東京都渋谷区の代々木にある「1197STORE(イチイチキューナナストアー)」の店主、佐野賢太氏が薦めるのは、自身がデザインするバックブランドberuf baggage(ベルーフバゲージ)の一品だ。長年自転車で通勤している佐野氏の経験を生かしている。

「5キロから10キロ程度の自転車通勤に欠かせない要素を備えています。例えば、雨から荷物を守る防水性や、仕事の荷物と着替えを収納するのにちょうどいい容量などがその要件。無駄なデザインも極力省くようにしました」

サイクリスト(自転車乗り)に向けたバッグを数多く提案する国産ブランドが手がけるビジネスリュック。かばんの名産地である兵庫県・豊岡市で作られ、高い基準をクリアした証である「豊岡鞄」に認定されている。容量は18リットル。 beruf baggage・豊岡鞄 / URBAN COMMUTER BACKPACK 2 HA 3万9600円(税込み)

通勤手段と同じく、ビジネスシーンで多様化しているのがコーディネートだ。一口にビジネスカジュアルといっても様々なスタイルがあるが、どのようなスタイルと相性がいいだろうか。

「スーツに合わせれば仕事用のリュックに見えますし、スポーツウエアに合わせればカジュアルな見え方になります。幅広いスタイルになじむ、いわば“カメレオン的”なリュックかなと。ハンドルを側面に付けていないので、手持ちの際もブリーフケースのようには見えません。ビジネス以外のシーンでも使ってほしいですね」と語ってくれた。

文:FACY編集部 山梨幸輝(https://facy.jp/)


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