260万点から選出 販促活用も

「日経POSセレクション」は、スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアのPOSデータを集計した「日経POS情報」を使い、2019年4月から20年3月までにスーパーで販売された加工食品・飲料・酒類、家庭用品など約260万点の中から選ばれた。

来店客1000人当たり販売金額の前年度比伸び率、店舗カバー率、日経商品分類の小分類(2000分類)内順位、メーカー別シェア伸び率など4つの指標をもとに選出した。

セレクションは伸び率の高さなどから10商品が「プレミアム賞」、50商品が「ゴールド賞」、それ以外に「セレクション賞」がある。各賞は日本経済新聞社に許諾を得たうえで、商品パッケージや店頭販促(POP)など各種販促に活用できる。

例えば、浜乙女(名古屋市)の「遠赤焙焼 味のり てりやき」は18、19年と連続して「セレクション賞」に選出された。同社は販促のために店頭POPや商品パッケージにエンブレムを利用した。「商談の際、日経POSセレクションは大いに役立った」(同社)という。同商品は19年度も売り上げ好調で「セレクション賞」の連続選出となった。5月の来店客1000人当たり販売金額も前年同期比47%増と勢いを増している。

丸大食品は19年に選出された「サラダチキン切落し ハーブ」と「ビストロ倶楽部 ビーフカレー 中辛」で、商品パッケージや店頭POPだけでなくホームページなどでも日経POSセレクションのエンブレムを使用した。「競合商品との差別化に利用できた」という。

■家庭用品部門を新設

従来は食品・飲料・酒類のみだったが、今回から家庭用品も選出対象とした。シャンプー、台所用洗剤、キッチンペーパーなど日常的に使用する商品や、殺虫剤に代表される季節ごとに大きく売り上げを伸ばす商品などが対象。幅広い分野で売り上げ好調の商品がわかるようになった。


[2020年6月17日付 日本経済新聞朝刊]