在宅時間増えたのになぜ? 関心高まるロボット掃除機大河原克行のデータで見るファクト

世帯普及率10%に向けサブスク拡充

アイロボットジャパンによれば、アイロボット製品の日本における世帯普及率は6.5%。これを2023年までに10%に高めることが目標だ。

そのために打ち出したのが、サブスクリプション(定額課金)サービスの拡充だ。同社は6月8日、新たなサブスクサービス「ロボットスマートプラン+(プラス)」を発表した。昨年6月から実施しているルンバのサブスクサービスに、床ふきロボット「ブラーバ」など5機種を追加した。ルンバの低価格機種の月額利用料を1200円(税別)から980円(同)に値下げしたり、2週間のレンタルサービスを導入したりするなどして、導入へのハードルを下げた。「これまでロボット掃除機を導入したことのない家庭に使ってもらう機会を提供したい」とする。

新たなサブスクサービス「ロボットスマートプラン+(プラス)」のオンライン発表会に登壇したアイロボットジャパンの挽野元社長

アイロボット社内には、「ルンバパラドックス」という言葉がある。「比較的高額なルンバは使う前には必要性に疑問を感じても、一度使うと手放せない」という意味だ。アイロボットジャパン マーケティング本部長の山田毅氏は「ルンバを所有する前と後では生活が大きく変わる」と説明する。

アイロボットのロボット掃除機の国内販売数は累計300万台に達した。国内の全掃除機カテゴリーにおけるルンバのシェアは5月末時点で13.2%に達した。ロボット掃除機が当たり前のように動き回る風景は、もうすぐ日常的になるかもしれない。

大河原克行
ジャーナリスト。30年以上にわたって、IT・家電、エレクトロニクス業界を取材。ウェブ媒体やビジネス誌などで数多くの連載を持つほか、著書も多数ある。
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